ページの先頭です

決済代行業者にご注意ください

[2011年6月24日]

 カード会社から覚えのない業者名での請求があり、よく調べると出会い系サイトの利用料だったという例が増えています。これは、請求されているのが利用した出会い系サイト業者からではなく、決済代行業者であるため、何の請求かが分かりづらくなっており、覚えのない請求という苦情につながっています。

■決済代行とは
 クレジットカード会社と出会い系サイト業者との間に立ち、クレジットカード決済の手続きなどを行う業務のことです。

■出会い系サイトとは
 知らない者同士のメールのやり取りを仲介するサイトで、登録料やメールの送受信による利用料が発生します。あるサイトでは、ポイントの購入(1ポイント10円程度)が必要で、この代金の支払い方法の一つとしてカード決済があります。

■仕組み
 出会い系サイトの利用者はクレジットカードの情報を入力することでサイトの利用申し込みができ、利用料はカード会社からの請求によりカード会社を経由して支払います。一方、出会い系サイト業者は決済代行業者を通じて利用料をクレジットカードで決済してもらいます。出会い系サイト業者にとっては、「確実」に利用料が回収できる仕組みです。

■そのほか
 ドル通貨で請求が来る場合もあります。これは、決済代行業者によっては、海外にあるカード会社と業務提携を行っている場合もあり、利用者の使用したクレジットカードによっては、ドル決済になるものがあるためです。カード会社は、カードを利用できる店と加盟店契約をしており、取引内容に問題がないかをチェックできる仕組みになっています。しかし、決済代行業者がカード会社とサイト業者との間に入ることにより、カード会社が契約内容の管理ができず、不明瞭な内容の契約でも利用審査が通り、カードでの支払いが可能となってしまいます。

■問題点
・懸賞サイトや占いサイトなどから簡単に出会い系サイトにつながる仕組みになっていて、出会い系サイトに興味のない人でも気軽に接続してしまいます。
・援助交際まがいの約束をし、サイトを利用させる「出会い系サイトのサクラ詐欺」の被害が増加しています。「利用料を出してあげる」「お金をあげる」という甘い誘いを信じ、サイトの利用料金をカードで支払わせるので、合計金額が高額になっていることに気付きにくくなります。
・クレジットカードの名義人本人でなくても、カード情報を知っているものならば決済ができてしまう危険性があります。出会い系サイト業者にとっては安全な利用料の回収方法ですが、消費者にとっては危険な方法です。小・中学生がインターネットを利用して、親が知らないうちに親のカード番号を入力し、後日、親から「身に覚えのない引き落としがあった」という事例もあります。

■注意点
・カード決済は便利ですが、理解できない内容には、むやみにカード決済をしないことが肝心です。また、カードの管理をしっかりと行う必要があります。
・カード会社からの利用明細書が届いたら、覚えのない請求はないか確認すること。不審な請求があれば、すぐにカード会社に連絡し、支払い停止の手続をしてカード会社と交渉しましょう。

問い合わせ

相楽消費生活センター(相楽会館内)
電話: 0774-72-9955(相談専用ダイヤル)

決済代行業者にご注意くださいへの別ルート