ページの先頭です

門脇文庫について

[2014年2月25日]

門脇文庫は、日本古代史研究の第一人者であった故門脇禎二先生所蔵の図書および研究資料を収蔵します。
門脇先生には、精華町史編纂事業の監修を務めていただいたご縁などもあって、ご遺族から精華町へ図書や研究資料等を一括してご寄贈いただきました。
精華町では、この貴重な資料を広く活用するため、平成25年10月1日(火曜日)に開設式を行ない、町立図書館内に「門脇文庫」を開設しました。蔵書の大半は1階書庫に収蔵しますが、門脇先生の著書や編集・監修された図書は2階閲覧室の門脇文庫のコーナーに配架し、手にとってもらえるようにします。また、先生が書き込みをされた図書や自筆ノート、原稿なども併せて展示するとともに、先生の経歴などを紹介する映像の放映も行います。これらを通して、門脇先生のお仕事やお人柄を多くの方に知っていただき、先生が遺された豊かな知の財産を皆様に活用していただければと考えています。
門脇文庫の資料一覧は、こちらをご覧ください。

門脇 禎二(かどわき ていじ)先生について

歴史学者・日本古代史専攻。大正14(1925)年生まれ。

〔略歴〕
昭和24(1949)年   京都大学文学部卒業
昭和41(1966)年   奈良女子大学教授
昭和50(1975)年   京都府立大学教授
昭和61(1986)年   京都府立大学学長
平成 5(1993)年   京都橘女子大学(現京都橘大学)教授
平成 7(1995)年   京都橘女子大学(現京都橘大学)学長
平成11(1999)年度 京都府文化賞(特別功労賞)受賞

専門は日本古代史で、特に、(1)古代共同体・奴隷制論、(2)「大化改新」否定論、(3)飛鳥論、(4)地域国家論・日本海域史、といった研究テーマに取り組み、新たな視点を提起するとともに活発な論争を交え、研究史上に多大な功績を残されました。
その著作は多数に及び、研究者から古代史ファンまで幅広い層に愛読されています。また、教科書や学習参考書の執筆など、歴史教育の面でも重要な役割を果されました。
研究活動は大学や学界の内部に止まらず、『精華町史』や『木津町史』の監修を務めるなど、各地で自治体史編纂に精力的に携わり、地域史研究の進展にも大きく貢献されました。
平成19(2007)年逝去。享年81歳。

〔主要著書〕
『日本古代共同体の研究』(東京大学出版会、1960年)
『飛鳥―その古代史と風土―』(日本放送出版協会、1970年)
『出雲の古代史』(日本放送出版協会、1976年)
『蘇我蝦夷・入鹿』(吉川弘文館、1977年)
『日本古代政治史論』(塙書房、1981年)
『葛城と古代国家』(教育社、1984年)
『日本海域の古代史』(東京大学出版会、1986年)
『吉備の古代史』(山陽放送、1988年)
『「大化改新」史論』上巻・下巻(思文閣出版、1991年)

門脇文庫コーナー写真

問い合わせ

精華町 教育部 生涯学習課 町立図書館(図書係)

電話: 0774-95-1911 ファックス: 0774-95-3976

問い合わせフォーム


門脇文庫についてへの別ルート