【シリーズ(1)】平成31年度 全国学力・学習状況調査の結果(小学校編)

4月18日(木曜日)に実施された、平成31年度「全国学力・学習状況調査」の結果をシリーズ3回にわたりお知らせします。

まず、初回(12月)は小学校の学力状況について、第2回目(1月)は中学校、最終回(2月)は、学習意欲や方法、生活の諸側面に関する調査結果を順番にお伝えしていきます。

調査の目的

  • 義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。
  • そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。
  • 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。

対象者

小学6年生364人

調査内容

教科に関する調査

  • 国語
  • 算数

(ア)身に付けておかなければ後の学年等の学習内容に影響を及ぼす内容や、実生活において不可欠であり常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能など。

(イ)知識・技能等を実生活の様々な場面に活用する力や様々な課題解決のための構想を立て実践し、評価・改善する力など。

 

昨年度まで別々に出題されていた「主として『知識』に関する問題」と「主として『活用』に関する問題」とを本年度は一体的に出題。

教科に関する調査結果の考察(小学校)

国語の問題では、「漢字を文の中で正しく使うこと」については全国平均より高く、また「目的に応じて、文章の内容を的確に押さえ、自分の考えを明確にしながら読む」問題や、「話し手の意図を捉えながら聞き、話の展開に沿って、自分の理解を確認するための質問をする」問題、そして「文と文との意味のつながりを考えながら、接続語を使って内容を分けて書く」問題においては、特に優れていました。

算数の問題では、「示された図形の面積の求め方を解釈し、その求め方の説明を記述する」問題や、「示された場面において、複数の数量から必要な数量を選び、立式する」問題は特に優れていました。

各学校では、これらの調査結果を詳細に分析し、子どもたちの学力向上に向け、授業改善に活かしていきます。


なお、町ホームページでは、各分野の全国平均との比較を示したグラフや詳細な分析を掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

調査結果

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更新日:2019年11月12日