【シリーズ(2)】平成31年度 全国学力・学習状況調査の結果(中学校編)
平成31年4月18日(木曜日)に実施した、平成31年度「全国学力・学習状況調査」の結果をシリーズ3回にわたりお知らせします。
第2回目は、中学校の学力状況についての調査結果をお伝えします。
調査の目的
- 義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。
- そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。
- 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。
対象者
中学3年生337人
調査内容
教科に関する調査
- 国語
- 数学
- 英語
昨年度まで別々に出題されていた「主として『知識』に関する問題」と「主として『活用』に関する問題」とを本年度は一体的に出題。
教科に関する調査結果の考察(中学校)
国語の問題では、「読む・書く・話す・聞く」の学習領域でバランスよく習得できており全国を上回っています。特に「伝えたい事柄について、根拠を明確にして書く」に関しては優れていました。
数学の問題では、「数と式」「図形」「関数」「資料の活用」の各領域とも全国を上回る結果になりました。また、「事柄が成り立つ理由を説明することができる」等の記述式の問題においても優れていました。
英語の問題では、「読む・書く・聞く」に加え、今年度は「話す」に関して調査が実施されました。「読む・書く・聞く」の各領域とも全国を上回り、特に「書く」領域は優れ、文を正確に書くことができていました。
なお、調査結果は、「読む・書く・聞く」の合計で集計され、「話す」の結果は、全国の参考値のみで、都道府県別の公表は行われていません。
各学校では、これらの調査結果を詳細に分析し、子どもたちの学力向上に向け、授業改善に活かしていきたいと考えています。
なお、町ホームページでは、各分野の全国平均との比較を示したグラフや詳細な分析を掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
調査結果
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更新日:2019年12月24日