第三の居場所 男女共同参画ミニ通信vol.9(平成24年3月号)

9.6%

町の男女共同参画計画〈後期施策〉では、達成目標の一つに「子育てや介護の知識と技術をみんなが習得している!」を掲げ、子どもや高齢者が安心して暮らせるまちをつくる取り組みを進めています。


60歳以上の会話の頻度は、2人以上の世帯で「毎日」している人が9割台。それに対し、単身世帯では「毎日」している人は65・4%にとどまっています。
さらに、内閣府「高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査(平成22年)」によれば、近所づきあいがほとんどない人、困った時に頼れる人がいない人は、生きがいを感じていない割合が高くなっています。
新潟県で2,000カ所以上あるといわれている公民館などを生かした交流サロン「地域の茶の間」は、子どもからお年寄りまでの居場所となっています。有償の助け合い活動から始まったものです。
学校や職場、家庭の2つの居場所に続く「第三の居場所」を身近な地域につくること。それは、人との出会いを生み出すとともに、助け合える仲間を地域でつくることでもあります。

<冒頭の数字解説>

全世帯のうち、高齢単独世帯は9・6%。このうち女性のみの世帯は71・7%、男性のみは28・3%。高齢女性の貧困が懸念されています。今後、未婚で一人暮らしの高齢男性の増加が見込まれます。

この記事に関するお問い合わせ先

住民部 人権啓発課 男女共同参画係
〒619-0285 京都府相楽郡精華町大字南稲八妻小字北尻70番地

電話番号:0774-95-1919
ファックス:0774-95-3974
メールフォームによるお問い合わせ

更新日:2019年04月16日