4月は「若年層の性暴力被害防止月間」 vol.125(令和5年4月号)

あなたが望まない性的な行為は、どんな理由・相手でもすべて性暴力です。4月は進学や就職など若年層の生活環境が大きく変わり、慣れない環境では性暴力被害に遭うリスクが高まります。

性暴力の巧妙な手口

  • 飲食物に薬を混入し、抵抗できない状態にして性行為をする(レイプドラッグ) 
  • SNSで言葉巧みに近づき、性的な画像を送信させ、画像をネットで拡散したり、画像をネタに性行為を強要したりする

など、若者の社会経験の乏しさにつけこんだ性暴力・性犯罪の手口は巧妙です。 

良い人のふりをして近づいてくる人もいるので、実生活でもSNSでも個人情報は安易に出さない、性的な画像を撮らない・撮らせないなど注意しましょう。

「性的同意」が大切なワケ

性的な行為の前にお互いの同意の意思を確認するのが「性的同意」です。恋人間の性的な行為にも、性的同意は必要です。

一方で、いつ・どこで・誰と・どのような性的な関係を持つのかは自分が決めることができ、性的自己決定権と言われますが、相手にも性的自己決定権があり、常にお互いの気持ちが一致するとは限りません。例えば、「付き合っている=性的同意がある」「拒否しない=同意した」は大きな誤解であり、自分勝手な思い込みなので、「性的同意」が重要となります。

同意のない性的行為は性暴力や性犯罪にもなります。お互いに気持ちを伝え合い、お互いを尊重しつつも、相手が望んでいないことはしないことが大切です。

相談できる場所があります

あなたの不安に寄り添いながら、これからどうしたらいいか一緒に考えてくれる相談場所があります。ひとりで悩まず、下記の機関に相談してください。

Cure(キュア) time(タイム) (内閣府)

チャットで相談できます
毎日、午後5時~9時
詳細についてはCure(キュア)time(タイム)のホームページをご覧ください。

京都性暴力被害者ワンストップ相談支援センター 京都SARA(サラ)

電話番号 075-222-7711
電話番号 ♯8891(はやくワンストップ)
毎日 24時間(午後10時から翌日午前10時は夜間休日対応コールセンター対応)
詳細については京都性暴力被害者ワンストップ相談支援センター京都SARA(サラ)のホームページをご覧ください。

性犯罪被害相談電話 

電話番号 #8103(ハートさん)
最寄りの警察本部の相談窓口につながります。
詳細については性犯罪相談電話のホームぺージをご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

住民部 人権啓発課 男女共同参画係
〒619-0285 京都府相楽郡精華町大字南稲八妻小字北尻70番地

電話番号:0774-95-1919
ファックス:0774-95-3974
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更新日:2023年04月07日