「女性のウェルビーイングと生理」vol.165(令和8年8月号)

「ウェルビーイング」という言葉を知っていますか?well(よい)とbeing(状態)からなる言葉で単に病気でないということではなく、肉体的、精神的、社会的にすべてが満たされた状態のことをいいます。この考えは世界保健機関(WHO)憲章が発効された1948年にはすでに誕生していましたが、今改めて注目されています。

女性特有の健康課題と社会進出

オリンピックにおいて、あるフィギュアスケート選手が演技後に生理中であることや、その状態で演技をする大変さを語りました。女性特有の健康課題である生理は女性が社会進出や生活を送る上で、そのパフォーマンスやウェルビーイングと密接に関わります。「働く女性と生理の悩み」調査によると生理の影響で仕事の効率低下を感じている人は75%という結果が出ています。しかし、周囲の無理解や生理は隠すものという社会的思想により、多くの女性がその辛さを我慢しながら日常生活を過ごしています。

生理は隠すもの?

フィギュアスケート選手の告白はSNS上で共感を呼び、衣装規制や理解の必要性に関する議論をおこし、スポーツ界でのジェンダー課題に一石を投じました。

生理を「隠そう」「触れてはいけない」とする文化や、当事者以外が生理について学ぶ機会が少ないことは、社会全体でジェンダー課題に取り組むことへの壁となります。知らないことを学ぶこと、恐れず発信することがこういった壁を壊すきっかとなるでしょう。

町の取り組み

町では、女性本人だけでなく、社会全体が生理について理解を深めるきっかけとして、また急な生理や出血が原因で仕事や外出に不安をもつ方のウェルビーイング向上の支援のため、新たな取り組みとして、役場2階女性用トイレに生理用品ディスペンサーを1台設置しています。生理用品ディスペンサーとは、手をかざすと非接触で生理用品が1枚受け取れる機器で、急な生理や出血でお困りの方が利用できます。

町役場の2階の女性用トイレに設置した生理用品ディスペンサーの写真

アンケートのお願い

令和8年度は実証実験として使用頻度などを調べるほか、併せてアンケートを実施しています。
アンケートはディスペンサーの使用の有無に関わらず全ての人が回答できますので、下のリンクまたは二次元コードからご協力ください。

アンケートに回答する

生理用品ディスペンサーのアンケートの二次元コード

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更新日:2026年07月13日