ネット・SNSリテラシー 男女共同参画ミニ通信vol.29(平成27年4月号)

近年、パソコンの機能を併せ持ったスマートフォンの普及に伴い、インターネットの利用は幅広い世代で身近になりました。また、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)といわれるツイッターやフェイスブック、LINEなど、ネット上で気軽にコミュニケーションができるサービスが数多く存在します。特にLINEは、総務省平成25年度調査によれば、10代で7割、20代では8割の人が利用しています。

個人情報公開の怖さ

SNSはインターネットを通じて人とつながり、交流することを目的としています。もともと仲のいい友人の間でSNSをしている場合や、SNSで新たに人と知り合うこともあります。
SNSは、思った時に会話ができるほか、自分の日常を日記のように写真付きで掲載し、趣味・嗜好(しこう)をアピールすることもできます。多様な自己表現のツールといえますが、そこに存在する個人情報が、世界に発信されている事実を十分理解する必要があります。

リベンジポルノ防止法の成立

ここ数年、別れた元恋人などのわいせつな写真・動画などをインターネット上に拡散させるリベンジポルノが増加しています。平成25年10月に起きた三鷹市のストーカー殺人事件でもリベンジポルノが行われていたことが分かり、この問題が公に取り上げられるようになりました。平成26年11月にはリベンジポルノ防止法が成立。違反者には、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。
スマートフォンなどで写真や動画を簡単にやり取りできる今、SNSなどに上げる情報は、全世界で見ることができる情報になり得ることを忘れてはいけません。
インターネットやSNSを正しく使いこなす術や、危険から自分の身を守る術「ネット・SNSリテラシー」を身に付け、トラブルや犯罪に巻き込まれないようにしましょう。

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更新日:2019年04月22日