「みどりのカーテン」で夏を快適に過ごそう!(栽培日記)
「みどりのカーテン」とは
町では、地球温暖化対策の一環として、ゴーヤーや洛いもなどのつる性の植物を使った「みどりのカーテン」づくりを推進しています。
「みどりのカーテン」には、日差しが持つ熱エネルギーの約80%を遮断する働きがあると言われ、室内温度の上昇を抑えてくれます。
また、「みどりのカーテン」を栽培する過程で、お花を楽しんだり、ゴーヤーや洛いもの実を収穫したり、それを食べることができたりと、涼しく楽しく夏を過ごすことができます。
このページでは、実際に精華町役場や図書館南側で「みどりのカーテン」づくりの様子をお伝えしています。
うまくできたり、できなかったり、試行錯誤しながら皆さんと一緒に「みどりのカーテン」をつくれたらと思います。
ゴーヤーの種を配布しました
5月には、「みどりのカーテン」づくりを皆さんにも行ってもらうきっかけとして、環境推進課(2階)の窓口でゴーヤーの種を無料で配布しました。
今年も多くの方に種を配布しました。各家庭で「みどりのカーテン」が見られるのが楽しみです。
栽培日記
家庭のベランダで栽培した「みどりのカーテン」

住民の方がご自宅のベランダで栽培している「みどりのカーテン」を見せていただきました。
簡単に栽培できて、きちんと日除けにもなっているようです。

また、実ったゴーヤーを使って、ゴーヤチャンプルを作られました。他のゴーヤー料理にも挑戦してみるとのこと。
最近暑い日が続いていますが、「みどりのカーテン」で涼しく、おいしく過ごしているそうです。
8月16日(洛いも)
先日の台風にも耐え、洛いもも大きく育ってきました。
2週間前くらいに一度、追肥を行いました。
いもを大きく育てるためには、10月までに肥料が切れる程度が良いと言われています。
今後は追肥をせずに様子を見ようと思います。
8月7日(ゴーヤー)
図書館前の「みどりのカーテン」が完成しています!
根元のほうは、病気になったり枯れてしまった葉っぱを取り除いたため空間がありますが、きちんと図書館に入る太陽光を和らげてくれています。
8月2日(ゴーヤー)
図書館前の「みどりのカーテン」で採れたゴーヤーです。
採れたては新鮮でツヤツヤしています。
実は、採らずにほうっておとくと、だんだん実全体が黄色くなり、やがて赤く熟し、中の種がはじけて飛び出します。
7月23日(ゴーヤー)
ほぼ「みどりのカーテン」の完成です。
しかし、黄色くなった葉っぱが気になります。追肥は定期的にしているのですが、なかなか良くなりません。どうしてでしょうか。
植物にお詳しい方がおられましたらお教えいただけますと幸いです。
2枚目の写真は、ゴーヤーの実もできはじめたところです。
ゴーヤーの実は、収穫しておいしく料理することもできますし、そのまま熟すまで放置して種を採り、来年以降の「みどりのカーテン」づくりに活用することもできます。
7月12日(ゴーヤー、洛いも)
ゴーヤーです。
根元の葉が黄色くなってしまっています。
この場合、肥料不足が考えられるため、追肥を行いました。
「みどりのカーテン」完成まであと少しです!
こちらは、洛いもです。
成長すると、ハート型の葉っぱが手のひら以上に大きくなります。
この時期の洛いもは成長が遅いですが、しっかり水やりをしたいと思います。
7月8日(洛いも)
この時期は、ゴーヤーに比べまだ成長が遅いですが、順調につるがネットに絡まって伸びてきています。
洛いもは、ゴーヤーと違い、上方向にしかつるが伸びないため、隣の苗との間隔を詰めて、うまく「みどりのカーテン」になるようにしましょう。
7月5日(ゴーヤー)
梅雨に入り、雨の日が多くなってきましたが、ゴーヤーは大きく成長しています。
ゴーヤーの花もたくさん咲いてきていますが、「みどりのカーテン」までまだまだ葉の成長が必要なので、花は摘んでいます。
実がなると、葉の成長が悪くなってしまうようなので、まだ葉を成長させたいときは、随時花を摘んであげましょう。
6月28日(洛いも植え付け)
今年も京都府立大学からいただいた洛いもで「みどりのカーテン」を作ります。
洛いもは、根っこのいもが大きく育つので、なるべく大きなプランターに一つずつ植えましょう。
いもが成長する秋までは、朝夕しっかり水やりが必要です。
また、肥料のやり過ぎには、特に注意が必要のようで、少しずつ様子を見ながらあげましょう。
洛いもは、南側駐車場に面している窓際で栽培しているので、水やりの際には、地面が濡れてしまいます。洛いもの前を通る際には、ご注意ください。
6月17日
摘心後、順調につるが左右に広がってくれています。
植え付けてから1か月ほど経ち、ゴーヤーの葉の緑色がうすく黄色くなってきたので、追肥をしました。
通常2、3週間ごとに追肥をすると良いみたいです。
ただし、肥料のやりすぎには注意しましょう。
6月3日(摘心後)
前回の摘心から1週間が経ちました。
摘心をすることで、写真のようにつるが横方向に成長します。
横方向に成長したつるも葉っぱが10枚ほどついてきたら摘心を繰り返すことで、「みどりのカーテン」が作られます。
5月27日(摘心)

成長して葉っぱが10枚ほどついてきたら、横方向にも成長させるため、「摘心」を行います。
「摘心」を行うことで、上へ伸びていくつるを横方向に成長させることができ、「みどりのカーテン」になります。
「みどりのカーテン」にするためには、随時、伸びてきたつるの「摘心」を行う必要があります。
5月20日(ゴーヤー植え付けから5日後)
先週プランターに植え付けたゴーヤーの苗が少しずつ成長しています。
写真のように、ネットにつるが絡み付きはじめました。
こうやってネットをつたい、成長していきます。
5月15日(ゴーヤー植え付け)
ネットは、たるまないように張りましょう。
今年も図書館南側に「みどりのカーテン」用のネットを設置し、ゴーヤーの苗をプランターに植え付けました。
プランターには、底に軽石を敷き、その上に土を入れることで、水はけをよくしました。
土は、培養土に、適量の肥料を混ぜたものを使用しています。
水は、毎日、朝・夕の2回にたっぷりあげます。
ただし、くもりや雨の日などは、様子を見ながら水やりをしましょう。
水のやり過ぎにも注意が必要です。
苗のつるがうまくネットに絡むように誘導してあげましょう。
順調に成長していってくれるといいですね。
立派な「みどりのカーテン」になるよう頑張って育てていきます。
皆さんも一緒に「みどりのカーテン」を育てましょう!
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健康福祉環境部 環境推進課 環境保全係
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更新日:2019年08月21日