生活音に気くばりを!

生活していて「騒がしい」、「静かにしてほしい」と思ったことはありませんか?

生活騒音とは

生活騒音とは、次のような日常生活に伴って発生する音全般をいいます。

  • エアコン、掃除機等の家庭用機器からの音
  • 風呂やトイレ等の給排水音、ドアの開閉音等の住宅設備・構造からの音
  • ピアノ、オーディオ機器、テレビ等の音響機器からの音
  • その他、車のアイドリング音、ペットの鳴き声、人の話し声、足音など

生活騒音に対しての配慮

生活騒音は誰もが生活している間に発生するもので、誰もが被害者にも加害者にもなる可能性があります。それらは周囲の人との親密さ、自身の心情に影響されるものであるため、感じ方は人それぞれです。一度不快と印象付けられた音をその後敏感に感じるようになることがあります。

生活していく上で避けられない音、自分にとっては都合のよい音や楽しい音、快適な音が、他の人にとっては不快な音、うるさい音として受け取られることがあります。

このようなことを各個人が認識し、生活騒音問題を生じさせないために、日常生活における騒音防止の配慮、モラル、マナーの向上を図ることが必要です。また日頃からご近所の皆さんと交流を図り、近隣の人にとって望ましくない音として受け止められないような、良好な近隣関係を築きあげておくことが必要です。

5つの気くばり

  1. 時間帯に配慮しましょう。
  2. 音がもれない工夫をしましょう。
  3. 音は小さくする工夫をしましょう。
  4. 音の小さい機器を選びましょう。
  5. ご近所とのおつきあいを大切にしましょう。

例えば

  • 掃除機の使用は時間に配慮する。
  • エアコンや室外機は位置や向きに注意する。
  • ドアやシャッターは静かに開け閉めする。隙間テープなどの緩衝材をつける。
  • 音響機器は適正な音量に設定する。夜間はヘッドホンやイヤホンを使うなど。
  • ピアノやギター等の楽器類を使用する時は、防音設備を導入する。カーペットを敷くなど室内の吸音性能を高める。
  • ペットの鳴き声は、小さいときからしつける。習性を知ってから飼う。飼育場所に気を付ける。
  • 人の話し声は、近所へ配慮して話す。
  • 足音は、マットなどを敷いて音を小さくする。歩き方に注意する。
  • 車の暖機運転は控える。燃費の節約にもエンジンはこまめに切る。

生活騒音に悩まされないように

生活騒音への規制は、日常生活自体に制限を加えることになるため、法的規制はありません。

良好な生活環境のためにも、近隣住民や地域内で話し合い、協力して解決していただく必要があります。

生活騒音は、一般的に近隣間のコミュニケーション不足から生じる問題が多いため、生活マナーの向上や日頃から良好な近隣関係の構築を心がけましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉環境部 環境推進課 環境保全係
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更新日:2022年12月28日