令和2年 町職員への年頭訓示

1.はじめに

 皆さん、新年、明けましておめでとうございます。

 令和2年の年頭にあたり、ここに謹んで新年のご挨拶を申し上げ、職員の皆さんに訓示を行います。

 三原議長様をはじめ、町議会議員の皆様、町内各種団体の皆様、町立小・中学校の校長先生、広域事務組合など、多くの皆様のご臨席を賜りまして、心より、お礼を申し上げます。

 また、消防や水道、ごみ収集、日直業務、広域事務組合での休日応急診療所など、年末、年始の業務にあたっていただいた職員の皆さん、大変、ご苦労様でした。

2.「子(ねずみ)年」に思うこと

 昨年は、「平成」から「令和」へという、天皇陛下の「お代替わり」に伴う、我が国の誇るべき一連の儀式に世界から注目が集まりました。

 そして、今年は東京オリンピック開催で、日本へさらなる注目が集まるよう期待が高まっています。

 今年は「子(ねずみ)年」であります。

 「ねずみ」は、子どもをたくさん産み育てることから、子孫繁栄の象徴とされています。

 「子どもを守るまち」を宣言している本町では、様々な子育て支援施策を積み重ね、充実をしてきました。

 私は、この誇りある宣言に恥じぬよう、「1丁目1番地」の施策として、皆さんと共に、中学校給食の実現を成し遂げたい、そして、さらなる教育環境整備の充実にまい進していきたい思いであります。

 また、「ねずみ」はまじめに働き、財を成すシンボルでもあり、今年は、ぜひ本町の財政に明るい展望を持てる年にしたいと思います。

 町民の皆さんに木村町政の継承と発展を約束したからには、さらなる一歩、駒を前に進め、新たな財源確保に努めたい、三世代が支え合う健康長寿のまちに欠かせない健康増進の拠点づくりにも、なんとか道筋をつけたい、そのように考えています。

3.学研都市精華町のこれからと京阪奈新線

 さて、年の初めに、精華町の未来に込める私の思いを述べたいと思います。

 学研都市に真正面から向き合ってきた本町のまちづくりの総括として、学研都市建設が精華町に与えた財政的影響について、京都府立大学との共同研究を進めてもらっているとのことで、この3月、ここ交流ホールで、報告会を開いていただける運びとのことであります。

 国家プロジェクトに位置付けられながらも、国から特段の財政支援を受けられなかった精華町であります。

 平成ひと桁の大崎町政時代には、「学研都市をバネにしたまちづくり」として、開発事業者から最大限のまちづくり協力を得ることで、新旧格差のないまちづくりを実現させたという伝説が生まれました。

 そして、平成後半の木村町政時代には、「学研都市を活用したまちづくり」として、財政危機立て直しの切り札の一つとして、国や京都府を動かして土地利用の規制緩和に挑み、学研ゾーンに産業施設を次々と誘致し、今の画期的な増収を実現するといった伝説が生まれたのであります。

 これら先人たちによる奇跡のまちづくりの足跡を、その報告会では財政的観点から評価し、総括してみるとのことであり、たいへん楽しみにしております。

 皆さん、問題は「これから」であります。

 けいはんな学研都市の大先輩である筑波研究学園都市にあっても、まちづくりの総仕上げとして、また将来にわたる発展を保障する基盤として、「常磐新線」と呼ばれてきた「つくばエクスプレス」の全線開通は不可欠であったとのことであります。

 それは一体いかなるものであったのか、筑波研究学園都市には、今なお学ぶべき多くの事柄があると考えます。

 昨年の精華町長としての最初の対外的な仕事が、京阪奈新線延伸の決起大会であったというのも、決して偶然ではない、これは宿命であると考えています。

 新線延伸と精華町の未来をどのように描くか、自立都市を目指して、今を生きる我々は何をなすべきか、次期総合計画の改定に向け、職員皆さんとこれから大いに議論し、再び国や京都府を大きく動かしていきたい、そのように考えています。

4.仕事始めにあたって

 私の思いはこれぐらいにしまして、皆さん、今日から仕事始めであります。来年度の予算編成に向け、私も今日から理事者査定に臨みます。

 財政的自立にはまだほど遠い現実を受け止めつつ、必ずや未来に繋がる予算を皆さんと共に作り上げたいと思っています。

 令和2年の仕事始めにあたって、私から職員の皆さんに特にお願いしたいことが二つあります。

 一つ目は、役場の信頼回復であります。昨年の入札不正事件を受け、現在、様々な再発防止策の実施に取り組んでいただいていますが、なおも対外的な説明が不十分であることや、組織全体の取り組みになっていないのではと懸念します。

 来年度は、内部統制体制の整備に着手します。私を先頭に、組織を挙げて、精華町役場を強い組織にしようではありませんか。

 二つ目は、交通事故防止であります。年明け早々、救急搬送中の交通事故の知らせがあり、たいへん心配をしました。

 皆さん、公用車の運転には最大限の注意を払ってください。

 近々、コンプライアンス研修や交通安全研修も予定されているとのことです。事件、事故の防止には職員一人ひとりの意識改革と日々の実践が必要です。

 最後になりましたが、今年一年、どうか健康第一で、精華町にとって、皆さんにとって、飛躍の年となることを、心から祈念をいたしまして、年頭の訓示といたします。

 ありがとうございました。

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更新日:2020年07月08日