【シリーズ(1)】平成28年度 全国学力・学習状況調査の結果(小学校編)
4月19日(火曜日)に実施した、平成28年度「全国学力・学習状況調査」の結果をシリーズ3回にわたりお知らせします。
まず、初回(12月)は小学校の学力状況について、第2回目(1月)は中学校、最終回(2月)は、学習意欲や方法、生活の諸側面に関する調査結果を順番にお伝えしていきます。
一度だけのテストであることや、特定された範囲の出題であることを考慮のうえ、結果をご覧ください。
調査の目的
・義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。
・そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。
・学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。
対象者
小学6年生389人
調査内容
教科に関する調査
・国語:A問題・B問題
・算数:A問題・B問題
「A問題」とは
身に付けておかなければ後の学年等の学習内容に影響を及ぼす内容や、実生活において不可欠であり常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能など。
「B問題」とは
知識・技能等を実生活の様々な場面に活用する力や様々な課題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力など。
教科に関する調査結果の考察(小学校)
国語のA問題では、これまでに学習した漢字を正しく読んだり書いたりする問題やローマ字を書く問題では特に優れていました。しかし、物語における登場人物に関する問題においては課題が残りました。B問題では「話す・聞く能力」の領域においては課題が残りましたが、記述式問題においては「読む・書く能力」で優れていました。
一方、算数のA問題では、関数領域で全国平均を大きく上回る結果となり、学習の成果が見られました。また、B問題では、記述問題で課題が見られました。各学校では、これらの調査結果を詳細に分析し、子どもたちの学力向上に向け、授業改善に生かしていきたいと考えています。
なお、町ホームページでは、各分野の全国平均との比較を示したグラフや詳細な分析を掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
調査結果
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更新日:2019年03月15日