平成28年度精華町水道事業特別会計決算の概要について

1.業務の状況

業務量
  平成28年度 平成27年度 増減
 年度末給水人口 (人) 37,522 37,352 170
 年度末給水戸数 (戸) 12,481 12,307 174
 年間総配水量     (立方メートル) 4,063,533 3,980,012 83,521
 一日平均配水量 (立方メートル) 11,133 10,874 259
 年間総給水量     (立方メートル) 3,940,321 3,890,929 49,392
 一日平均給水量 (立方メートル) 10,795 10,631 164
 一日最大配水量 (立方メートル) 12,645 14,866 △2,221
 年間有収水量率 (%) 96.97 97.76 △0.79
 普及率                (%) 99.74 99.55 0.19

    平成28年度末の給水人口は37,522人で前年度に比べ170人、給水戸数は12,481戸で前年度に比べ174戸とそれぞれ増加しました。また、水道使用量にあたる年間総給水量は3,940,321立方メートルで、給水人口の増などにより、前年度に比べ49,392立方メートル増加しました。

2.収支の状況

収益的収支(単位:千円、税抜)
  平成28年度 平成27年度 増減
水道事業収益(A) 1,157,653 972,528 185,125
    営業収益 523,518 513,654 9,864
    営業外収益 634,135 458,874 175,261
    特別利益 0 0 0
水道事業費用(B) 1,151,451 961,118 190,333
    営業費用 1,150,773 960,276 190,497
    営業外費用 678 842 △164
    特別損失 0 0 0
総収支(A-B) 6,202 11,410 △5,208

    収益的収支は、水道水を供給するための費用と収入で、平成28年度の水道事業収益は、給水人口の増加、簡易水道事業の統合による当該償却資産に対する補助金などを、減価償却に応じて長期前受金戻入益として収益化したことなどにより、前年度に比べ185,125千円増の1,157,653千円となりました。

    一方、水道事業費用は、簡易水道事業の統合による当該償却資産の減価償却の発生などにより、前年度に比べ190,333千円増の1,151,451千円となり、本年度の総収支は6,202千円となりました。

資本的収支(単位:千円、税抜)
  平成28年度 平成27年度 増減
資本的収入(A) 202,028 425,507 △223,479
    分担金 98,523 102,481 △3,958
    基金繰入金 40,579 230,945 △190,366
    その他資本的収入 54,448 92,081 △37,633
    他会計負担金 8,478 0 皆増
資本的支出(B) 221,282 472,860 △251,578
    建設改良費 70,728 72,753 △2,025
    企業債償還金 5,271 0 皆増
    施設費 56,082 63,988 △7,906
    拡張整備事業費 22,728 32,013 △9,285
    その他資本的支出 54,448 92,081 △37,633
    基金借入金償還金 12,025 12,025 0
    他会計貸付金 0 200,000 皆減
総収支(A-B) △19,254 △47,353 28,099

    資本的収支は、水道施設の建設改良費用や財務活動などで発生する費用と収入で、平成28年度の資本的収入は、他会計への貸付金に充てるための基金繰入金が発生しなかったことなどにより、前年度に比べ223,479千円減の202,028千円となりました。

    一方、資本的支出は、他会計貸付金が発生しなかったことなどにより、前年度に比べ251,578千円減の221,282千円となり、本年度の総収支は△19,254千円となりました。

    なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額19,254千円は内部留保資金で補てんしました。

3.資産・負債・資本の状況

貸借対照表(単位:千円、税抜)
  平成28年度 平成27年度 増減
    固定資産(A)(B+C+D) 19,843,030 20,018,932 △175,902
        有形固定資産(B) 17,086,634 17,009,722 76,912
        無形固定資産(C) 172 172 0
        投資(D) 2,756,224 3,009,038 △252,814
    流動資産(E) 2,742,952 2,533,077 209,875
資産合計(A+E) 22,585,982 22,552,009 33,973
    固定負債(F) 2,990,523 3,237,312 △246,789
    流動負債(G) 75,906 69,793 6,113
    繰延収益(H) 8,226,913 6,370,695 1,856,218
負債合計(I)(F+G+H) 11,293,342 9,677,800 1,615,542
    資本金(J) 20,665 20,665 0
    剰余金(K) 11,271,975 12,853,544 △1,581,569
資本合計(L)(J+K) 11,292,640 12,874,209 △1,581,569
負債・資本合計(I+L) 22,585,982 22,552,009 33,973

    平成28年度は、基金の取り崩しにより投資が減少した一方、現預金を含む流動資産の増加などにより、資産は前年度に比べ33,973千円増加しました。また、簡易水道事業の統合により、当該償却資産に対する補助金などを含む繰延収益の増加などにより、負債は前年度に比べ1,615,542千円増加した一方、剰余金の減少により、資本は前年度に比べ1,581,569千円減少しました。

4.企業債の状況

企業債(単位:千円)
  平成28年度 平成27年度 増減
 前年度末残高(A) 24,823 0 皆増
 本年度借入額(B) 0 0 0
 本年度償還額(C) 5,271 0 皆増
 本年度末残高(A+B-C) 19,552 0 皆増

    簡易水道事業の統合により、当該事業の企業債を引き継いだことにより平成28年度から返済が発生しました。平成28年度については新たな借入がない一方、5,271千円を返済し、本年度末の未償還残高は19,552千円となりました。

5.基金の状況

基金(単位:千円)
平成28年度当初残高(A) 2,609,038
    収入額(B) 54,448
    支出額(C) 267,620
平成28年度末残高(A+B-C) 2,395,866

    水道事業の拡張及び財政調整を計画的かつ円滑に執行するために設置している財政調整基金について、平成28年度は、他会計からの貸付金償還金や預金利息などにより収入額は54,448千円となった一方、京都府営水道の受水費用に充てるための取り崩しなどで支出額は267,620千円となり、本年度末の残高は2,395,866千円となりました。

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更新日:2019年03月15日