私は精華町に住み、精華町ふるさと案内人の会の理事長を務めています。
月に1回、会のメンバーやウォ-キングを楽しむ皆さんと精華町のあちらこちらの歴史的、文化的名勝や素晴らしい景観スポットなど、精華町の魅力を私自身が感じるとともに、みなさんにお伝えしています。
今回は、そんな中で、けいはんな記念公園の野鳥たちをご紹介いたします。長年撮り続けた野鳥たちの写真を紹介しつつ、バードウォッチングの楽しさをお伝えできれば良いかなと思います。
けいはんな記念公園水景園の観月楼では、毎年冬になると「冬鳥写真展」が開催されます。私は、同じフロアでふるさと案内人の会として「森のカフェながたん」を運営していますので、いつもギャラリーで開催される写真展を楽しんでいました。
ただ写真を見ているだけでしたが、ある時、この公園にはこんなに鳥が来ているのか、これは私自身もみなさんも一緒に楽しめるのでは?とアイディアが沸きました。そうだ、「せいか小さな旅」で企画すればいいのでは!と考え、2016年1月に「冬鳥を探して歩く、けいはんな記念公園」を初めて企画、開催しました。これが、私のそもそものバードウォッチングのきっかけです。
町の野鳥愛好家の案内で歩くバードウォッチングとして安長さんに案内をお願いしました。3年目からは会員の方の案内で歩いています。
開催前には下見で何度か水景園内の永谷池や芽吹きの森を歩き野鳥を探します。観月橋を渡りながら紅葉谷を観察、観月楼のデッキから水鳥を観察、
見やすいのは池に浮かぶマガモやコガモ、カルガモ、カイツブリ、ホシハジロなどです。人の気配を感じると一斉に飛び立つ風景を見ることもできます。森の中の鳥は静かにそっと歩きながら探します。じっと森の中を眺めていると飛び交っていることに気付きます。木に留まったところを撮影です。池廻りの散策路ではコーナーを曲がったときに柵の上や木の上にジョウビタキやルリビタキが留まっていることがよくあります。コーナーはそっと回るのがお薦めです。こちらに気付くまでじっとしていますのでじっくり観察できます。カメラを構え姿を追いかけ写真撮影を楽しみます。
野鳥たちを探し見つける楽しさ、その姿を静かにドキドキしながらカメラに収めようとする何とも言えない緊張感など、楽しみは無限大に広がります。
是非、みなさん、けいはんな記念公園の野鳥を観にいきましょう。
この法人は、精華町を中心としたけいはんな地区の歴史や文化・伝統を修得し、その成果をこの地域の内外の人々に語り部として伝え、観光振興に寄与すると共に、次世代に継承することを目的として、観光ガイド事業「せいか小さな旅、ふるさと発見の旅」(町内外各所巡り)等の活動をしています。
連絡先 | 090₋8877₋4991 |
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HP | http://seika12t.blog49.fc2.com/ |
精華町に住んで30年。日々精華町の魅力の再発見に勤しむ。NPO法人ふるさと案内人の会理事長。趣味は写真や動画の撮影と編集、ギター演奏、まちのいいところ探しとその案内。
精華町では町内外の皆様からの写真の応募をお待ちしています。
※上の写真は2024年度町民の皆様から送って頂いた「みつけた(みつける)町の風景」の写真です。