Seika Town Kyoto
知っているようで知らない精華町
その魅力を再発見するWEBマガジン
写真/精華町子育て支援センター「すくすくプレールーム」
10 | October 2026

ママやパパに寄り添う「子育て支援センター」に
行ってきました

遊んで、しゃべって、ちょっとひと息。

 2025年に開設20周年を迎えた精華町子育て支援センター。親子で遊べる「すくすくプレールーム」をはじめ、赤ちゃんサロンや離乳食講座、パパ向けの事業など、子育て家庭を支えるさまざまな取り組みを行っています。「子育て支援センターがあることは知ってても、“どんなところなんやろ?”って、まだ来たことがない人も多いんです」。そう話すのは、こまだ保育所の所長と子育て支援センター長を兼任する伊藤治子先生です。

こまだ保育所に併設されている精華町子育て支援センター
/子育て支援センター入口

伊藤治子先生インタビュー

「行ってみようかな」と思える場所に

Q.「行ってみたいけど、初めてはちょっと緊張する」という方も多いですか?

伊藤先生 どんな人がいるんかな、どんな雰囲気なんかなって、初めは不安ですよね。だから乳児健診にも私たちが出向いて、“子育て支援センターには、こんな顔の先生がいますよ”って知ってもらうようにしてるんです。「この先生がいるなら行ってみようかな」と思うきっかけになれば嬉しいですね。

◯乳児健診で一度顔を合わせたことが、子育て支援センターを訪れるきっかけになることもありそう!

伊藤先生 一回来たら、“あ、こんな感じなんや”って分かりますからね。みんなの輪に入らないといけないわけでもないし、親子二人で遊んでてもいい。まずは気軽に来てもらえたらと思います。

◯子どもを遊ばせるだけじゃない。ママもパパも、ちょっとひと息つける。子育て支援センターは、そんな場所でもあるようです。

親子でのびのび過ごせる「すくすくプレールーム」。
ママ同士のおしゃべりや、先生との交流も自然に生まれます。

子どもだけじゃない。ママやパパにも寄り添う場所に

Q.先生たちが、いちばん大切にしていることは何ですか?

伊藤先生 やっぱり、“寄り添う”ことですね。子どもだけじゃなくて、お母さんにも、お父さんにも。子どもを遊ばせに来てるけれど、本当は自分がちょっとおしゃべりしたい、っていうお母さんもいます。ここで誰かと話して、ひと息ついて、少しでも気持ちが楽になったら、そのあと子どもに向き合うときも、少し違うかなって。そんなことを願いながら、毎日、お母さん、お父さん、赤ちゃんに向き合っています。

◯「お母ちゃん、がんばってるね」。そんな何気ない声かけも大切にしています。

左から担当係長・藤田裕美先生、
子育て支援センター長・伊藤治子先生、上野ライター

「こんなんあったらいいな」から生まれる支援

Q.遊びに来たついでに、子育ての悩みを話される方も多いそうですね。

伊藤先生 もちろんです。自分では、「これって相談するほどのことなんかな?」って分からないこともありますよね。何回か顔を合わせて、おしゃべりしているうちに、「実はね…」って話してくれることもあります。ここだけで全部解決するのではなく、その人に必要なところにつないでいくのも、私たちの役割だと思っています。

◯必要に応じて、保健師や行政の担当部署など、より専門的な支援へつなぐこともあるそうです。

初めましてのママ同士でも、自然と会話が弾みます。

Q.事業が本当にたくさんありますね。

伊藤先生 お母さんたちの様子を見ていると、「離乳食、何を食べさせたらいいの?」とか、「歯のことも知りたいな」とか、その時々でいろんな悩みが出てくるでしょう。そうした声をヒントに、離乳食の講座や歯科衛生士による指導など、その時々に必要な支援を取り入れてきました。プレールームに来たついでに、「このあとやるから、行きたい人おいで」くらいの気軽な感じで参加できる講座もあります。

◯できるだけ気軽に参加できる場にしたい、という思いがあるそうです。

昨年12月15日(月)に開催された、
子育て支援センター開設20周年記念イベントの様子。
劇「おおきなかぶ」では、
伊藤先生がおじいさん役を演じました。

パパだって、自分で知ればもっと楽しい!

Q.「赤ちゃんとパパ」は、ママは入室禁止なんですね。

伊藤先生 そうなんです(笑)。参加できるのは、パパと赤ちゃんだけです。お母さんに言われてやるのと、自分で聞いて覚えてやるのとでは、やっぱり違いますからね。お父さん自身が赤ちゃんとの関わり方を学ぶことで、「自分にもできる」という自信につながっていきます。
 また、お父さん同士で「うちもそうです」「大変ですよね」と話すことで、同じ子育て中の仲間とつながれるのも、この事業の魅力。参加するお父さんも増えています。

◯「パパ自身が子育てを学び、パパ同士でも気軽に話せる」そんな場になっています。

赤ちゃんを遊ばせたり、おしゃべりを楽しんだり。
お気に入りのおもちゃ、見つけた!

地域みんなで、子どもを育てていきたい

Q.これからやってみたいことはありますか?

伊藤先生 世代を超えた交流を、もっと増やしていきたいですね。地域の高齢者の方に昔ながらの遊びを教えてもらったり、いろいろな世代や地域の方々と触れ合える機会も大切にしたいと思っています。地域の農家さんの協力を得て芋掘りや大根掘りを楽しむなど、取り組みも進めています。子どもたちが土を触って、自分で収穫すると「これ嫌いやったけど、食べたらおいしかった!」っていうこともあるんですよ。そういう体験を、もっと増やしていけたらと思っています。

地域の農家さんにご協力いただき、畑で野菜を育てています。
大根掘りや芋掘りなど、収穫の季節を
楽しみにしている親子もたくさん!

Q.最後に、まだ子育て支援センターを利用したことがない方へ、メッセージをお願いします。

伊藤先生 ぜひ、一度、気軽に来てください。自転車でも、車でも、ベビーカーでも大丈夫です。私たちの顔を見に来てもらうだけでもいいんですよ(笑)。Instagramでも日々の様子やイベント情報を発信しているので、「こんなところなんやな」って、まずはのぞいてもらえたらうれしいです。

ママのおひざの上で、一緒に手遊び♪
先生が絵本を読んでくれる時間も!

すくすくプレールームへ
行ってみました!

 この日は、2カ月から1歳半までの赤ちゃんとママ・パパを対象にした「よちよちひろば」の日。室内は、月齢や成長に合わせて安心して遊べるように工夫され、小さな赤ちゃんと、ハイハイやつかまり立ちなど動きが活発になってきた子どもたちのスペースも分けられています。

親子の様子を見守る中井久代先生

ママたちに聞きました!「よちよちひろば、どうですか?」

  • 「いろんな方とおしゃべりしたり、先生と話せたりするので助かっています」
  • 「人見知りや場所見知りのことを先生に相談していました」
  • 「暑い時期は、涼しい室内で遊べるのもうれしいです」

子育て支援センターには
こんな事業もあります

子育て支援センターだよりや精華町の広報誌「華創」の子育てすくすく掲示板の中でも予定を掲載しています。Instagramなどでも詳細を確認できるので、ぜひチェックして遊びに来てください。

  • 赤ちゃんが生まれたら▶ 赤ちゃんサロン
  • 離乳食で悩んだら▶ 食育講座「離乳食編」「おやつ、食事編」
  • 1歳を過ぎたら▶ ぴよぴよサロン
  • パパと赤ちゃんで参加したい!▶ 赤ちゃんとパパ(※ママは入室禁止!)
  • 赤ちゃんが生まれる前に▶ マタニティサロン

精華町子育て支援センター

所在地〒612-0245
京都府相楽郡精華町大字下狛小字浄楽76,77,78番地
(こまだ保育所内)
連絡先TEL 0774-98-4001
FAX 0774-94-3780
Instagramhttps://www.instagram.com/kodomo2005kosodate/
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精華町民ライター
プロフィール

上野 典子Noriko Ueno

2人の息子を育てながら、ライターとしてのキャリアは30年以上。書籍やWEBなど、幅広いジャンルの執筆に携わる。最近は、1日カフェの運営や脚本の勉強にも挑戦中。モットーは「気になったら、とりあえずやってみること」。

精華町「みつける」からの
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