来迎寺(らいこうじ)
天平勝宝元(749)年、行基の開基といわれていますが、創建の古さを伝えるものは残っていません。近松門左衛門の「心中宵庚申(しんじゅうよいごうしん)」で知られる、お千代・半兵衛の墓があります。
▼阿弥陀如来立像(本尊):1躯
鎌倉時代の作の可能性があります。両脇侍像は江戸時代のものです。
▼薬師如来坐像(本堂安置):1躯
旧薬師堂の本尊といわれています。江戸時代の作です。両脇侍像も同時の作です。
▼僧形坐像(本堂安置):1躯
誰の肖像かについては不明です。江戸時代の作の可能性があります。
その他に、閻魔十王他の像(閻魔・司命・司録・十王(1体欠失)・脱依婆(だつえば)、いずれも江戸時代)などがあり、また貞享元(1684)年銘の梵鐘があります。 また同寺は、京都の自然200選・植物部門に選ばれています。来迎寺のクスノキは丘陵地状の境内に生育し、樹齢は不明ですが、幹周4.6メートルという巨木で、寺のシンボル的存在でもあり、ここを訪れる住民に古くから愛されています。
<所在地> 精華町大字植田小字南六ノ坪59番地
<連絡先>
- この記事に関するお問い合わせ先
-
教育部 生涯学習課 社会教育係
〒619-0285 京都府相楽郡精華町大字南稲八妻小字北尻70番地
電話番号:0774-95-1907
ファックス:0774-94-5176
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2019年03月15日