来迎寺(らいこうじ)

天平勝宝元(749)年、行基の開基といわれていますが、創建の古さを伝えるものは残っていません。近松門左衛門の「心中宵庚申(しんじゅうよいごうしん)」で知られる、お千代・半兵衛の墓があります。

阿弥陀如来立像(本尊):1躯

鎌倉時代の作の可能性があります。両脇侍像は江戸時代のものです。

薬師如来坐像(本堂安置):1躯

旧薬師堂の本尊といわれています。江戸時代の作です。両脇侍像も同時の作です。

僧形坐像(本堂安置):1躯

誰の肖像かについては不明です。江戸時代の作の可能性があります。

その他に、閻魔十王他の像(閻魔・司命・司録・十王(1体欠失)・脱依婆(だつえば)、いずれも江戸時代)などがあり、また貞享元(1684)年銘の梵鐘があります。 また同寺は、京都の自然200選・植物部門に選ばれています。来迎寺のクスノキは丘陵地状の境内に生育し、樹齢は不明ですが、幹周4.6メートルという巨木で、寺のシンボル的存在でもあり、ここを訪れる住民に古くから愛されています。

<所在地> 精華町大字植田小字南六ノ坪59番地
<連絡先>
来迎寺
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更新日:2019年03月15日