東畑神社(ひがしばたじんじゃ)

神社の古記録などが火災で焼失し、御創建や由緒は明らかではありません。境内地は1,268坪あり、境内の石燈籠には明和4(1767)年と刻石がされ、旧本殿の棟札には「文政3(1820)年8月に改築された」と記されていました。※平成30年に新しい本殿へ造替されました。

本殿

祭神は素盞鳴尊(スサノオノミコト)で、牛頭天王または祇園神社とも。天照大神の弟神で、修行により偉大な神格を備え、櫛稲田姫命と結婚し、慈悲深く武勇の神・鎮疫の神として人々の生活を守護するとされており、氏子や近郷の人々の崇敬篤く、霊験あらたかな神と言い伝えられています。 

懸仏(かけぼとけ)

本殿に奉安されていたと推定されます。御神体をあらわすものとも想像されるが、本地仏(ほんちぶつ)としての神像は、十一面観音と菩薩形の各立像であるといい(共に像高26.8cm)、この懸仏とは、尊名や形姿が若干異なっています。昭和48年10月11日京都府教育庁文化財保護課の調査により、室町時代(応仁天皇・1393~1570年)の制作と鑑定されています。

<所在地> 精華町大字東畑小字嶽ケ93番地
<連絡先>
東畑神社
東畑神社

旧本殿:前面破風の下から向拝が出て、二本柱が支え、周り縁を廻らし、前に階段をつけた、南山城地方から奈良地方に多くみられる春日造りでした。

※平成30年に新社へ造替されました。

この記事に関するお問い合わせ先

教育部 生涯学習課 社会教育係
〒619-0285 京都府相楽郡精華町大字南稲八妻小字北尻70番地

電話番号:0774-95-1907
ファックス:0774-94-5176
メールフォームによるお問い合わせ

更新日:2019年03月15日