平成28年度に海外体験補助金を受けた方

◆真鍋 百合香 さん

留学先:カナダ・アルバータ州
留学期間:平成28年8月28日~平成29年4月25日

 カナダへと1年間留学し、カナダの歴史を主に学びました。カナダに留学する機会を得たことで、カナダに関連した授業を取りたいと考えていたこと、歴史に幼少期から興味があり、高校生の時に日本史が一番得意科目であったことが受講理由です。建国から150年しかないカナダの歴史ですが、イヌイット、Metitなど先住民達との関係史、英国系カナダ人とフランス系カナダ人の関係史、アメリカとの関係史、カナダ女性史、カナダ移民史、そして多文化共生社会史と多岐にわたり、授業でこれらの歴史の要点を学習しました。どの歴史も現代カナダ社会を知る上で重要なことです。

 特にカナダ移民史は興味深いものでした。カナダは多民族国家の国として知られています。移民史はそのルーツを辿るもので、時代とともにどこの国からどのような理由で移民としてカナダに来たのか学びました。日本人をはじめとするアジア人は19世紀あたりから猟師や炭鉱労働者としてカナダへ移住し、世界大戦の迫害を乗り越えて現代まで生きてきた、と学習しました。日本からはるか遠いカナダで生きてきた人々の歴史を学べ、とても良い経験となりました。  

 

◆匿名

留学先:カナダ・カルガリー
留学期間:平成28年7月10日~平成29年6月30日

 カナダでの一年間の留学生活は私を学生として、日本人として、また人として大きく成長させてくれました。まず、一年間の滞在のうちはじめの約一か月間は、現地の語学学校で英語を学びました。世界各国から人が集まり、それぞれ違ったアクセント、バックグラウンド、英語を学ぶ目的を持ちながらも、英語を上達したいという同じ目標を共有している環境が魅力的でした。授業は一クラス10人から15人ほどの少人数で行われました。また、その学校は大人向けの学校であったため、ほかの生徒よりもずっと若い高校生の私が日本人を代表して日本のことを紹介したり、その時のテーマに沿って日本の状況を話したりする環境は責任を感じましたが、母国のことを知り、見つめなおす好機となりました。9月からは現地の高校に通い、約十か月間のカナダでの高校生活を満喫しました。カナダと日本の学校には違いがたくさんあったので、幾つか例を挙げてみます。まず、カナダには、ホームルームで集まることがほとんどありませんでした。一日のスケジュールとしては、一コマ82分の授業を午前中に二つ受け、ランチが約40分弱あり、三限目を受け、30分ほど先生に質問する、または休憩する時間が設けられ、四限目を受け、自宅に帰るというような流れでした。ホームルームで集まることは、学期始めや学期終わりにしかなく、また学年の人数が500人強でそれぞれが違う時間割なので、同じ学年の人全員を知っていて、同じ授業を何個も一緒に受ける、という日本の学校の様式とは随分違っていました。また、一人一人が違った時間割というのは、主要教科の英語、数学、国語、社会、理科のご教科に加えて三教科、オプションクラスというものを選択できるからです。オプションクラスとして扱われているのは、スペイン語やフランス語の外国語。演劇、合唱、音楽、体育、技術やパソコンなど多岐に渡り、自分の興味にあった科目を履修することができます。これも日本の学校にはないシステムで自分の興味関心を引き出す、そして夢を追いかける絶好の機会として、生徒たちが活用していて日本も導入してほしい、と思いました。

 カルガリーにいる間も日本に帰ってきてからもよく聞かれたのが、現地の子にとっても難しい授業内容を英語だけで理解できるのか、また大変でないとかということでした。正直にいうと大変ではありませんでした。周りの人の応援があるからこそ自分の望み通り、カナダで英語を英語で学べているのだ、という意識がずっとあったので、やらされている、という感覚はまったくなく、課題もテスト勉強も楽しみながら無我夢中になり取り組んでいました。初めはもちろん不安もあり、社会の記述の宿題や英語の授業時間内にレポートを仕上げなければならないテストなどは特に、こなすことができるのか心配でした。しかし、友達や先生の助けも借りながら、努力をしていると、成績も上がってきて、いつの間にか周りの子たちに助けを求められるようになっていました。その時はやはり自信もついたし、達成感を覚えました。

 このように、私がカナダでの留学で学んだことは、努力し続ければ。学べるものはとても大きく、外国では誰もがその国の代表となり、そして人とのつながりを大切にし、お互いを認め合うことができれば、知らない土地でも充実した生活を送ることができるということです。今の私、それから将来の私に一番インスピレーションを与えてくれる、有意義な一年間となりました。支えてくれた、応援してくれたすべての人に感謝したいです。  

 

◆山戸 貴嗣 さん

留学先:米国・イリノイ州
留学期間:平成28年8月26日~10月22日

 私は、2016年8月26日8月26日から10月22日までの夏季休暇を利用した約2か月間、アメリカ・イリノイ州にある、イリノイカレッジに留学しました。

 今回の留学では、主に二つのことに取り組んできました。研究と日本語授業のサポートです。研究では、より実験設備の整っているイリノイユニバーシティに2度も訪問させてもらい実験を行いました。日本語授業では、授業中に「日本の小学校」というテーマで現地学生に対してプレゼンテーションをさせてもらいました。また実際に現地の小学校も訪問する機会をもらい、日本とアメリカの小学校について小学生にも発表しました。

 このようにさまざまな経験をさせてもらう中で、たくさんの人と知り合い、関わることができました。その中で、初めのころは、辞書を片手に会話をするのに必死でしたが、帰国直前には間違うことを恐れず、堂々と話せることができ、自分の成長を実感できました。

 今後は、この留学の経験を無駄にせず、引き続き英語の勉強を継続し、自分のことや日本のことだけでなく、世界に目を向けて物事を考え、行動していきたいと思います。  

 

迎 美里 さん

留学先:中華人民共和国・北京市
留学期間:平成28年9月2日~平成29年9月2日

 中国への留学を通じて、多くのことを学びました。中国語の能力に関しては、HSK(漢語水平考試)の検定試験で最も高いレベルの6級を取得することができました。初めの頃は全く話せなかった会話も、帰国する前には自由に表現出来るようになりました。日本人とばかり関わるのではなく、現地の人と接することを心かけ、中国語を話す機会を自身から積極的に作りました。さらに、北京大学の学生とランゲージパートナーとしてお互いの言語を指導し合い、文化を教えあううちに、留学前には意識していなかった日本の良さにも気づくことができました。

 また、性格に関して最も大きな収穫となったのは先入観を持たずに多くの人と関われるようになったことです。北京大学には、世界各国から留学生が集まっていたため、中国だけでなく様々な国の友人を作ることができました。育った環境が私とは異なる友人と話すことは大変興味深く、日本に留まらない感覚を身につけることができました。

 そして、日中交流団体として中国人のメンバーとソーラン節の公演を中国の各地にて行い、日本の伝統文化を広める活動をしていました。学習とソーラン節の練習を両立させることは簡単ではありませんでしたが、私たちの公演をきっかけに「日本に興味を持った!」「日本に行ってみたい!」という声を聞くことができ、大きなやりがいを感じました。

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更新日:2019年03月15日