高めよう!自己肯定感 vol.99(令和3年2月号)

あなたは自分のことが好きですか?価値のある存在だと思えていますか?ありのままの自分を受け入れ、自分が自分のことを大切な存在だと思える気持ちのことを自己肯定感といいます。これは、自分の良いところだけではなく、苦手なことやマイナスな部分も、全て含めて自分なのだと丸ごと認め、自分は自分でいいと思える感覚のことです。

自己肯定感が高いと・・・

物事に対して、多少不安な部分があったとしても、何事も前向きに捉えているので意欲的に取り組むことができます。もし、失敗しても、「今回は失敗したけれど、次は成功させよう」と前向きに考えることができます。

ありのままの自分を受け入れ、自分には価値があると思えているので、他の人と自分を比べることなく、自分の希望や実現したいことに向かって進んでいくことができます。

自己肯定感が低いと・・・

自分に自信が持てず、自分で自分を否定してしまい、本来の能力を発揮しにくくなります。例えば、配偶者やパートナーから自分の存在を否定されるようなことを繰り返し言われていると、だんだん「自分は価値のない人間なんだ」と思い込まされ、もともと自己肯定感が持てていた人でも自信をなくしてしまいます。

自分に自信が持てなくなると、相手の顔色をうかがって行動したり、相手や周りの意見に左右されてしまったりして、本来の自分ではない自分として窮屈な思いをしながら過ごさなければならなくなります。

自分を好きになろう

もし自己肯定感が低くなってしまったとしても、また高めていくことができます。

・日常生活の中で、「自分はどう思うか」「自分はどうしたいのか」と自分の思いを確かめ、それを優先してみましょう。

・小さな成功体験を少しずつ積み重ねていくことで、自分の価値を感じられるようになります。できないことができるようになるのはうれしいものです。

このような体験を積み重ねていくことで、また自分を好きになり、自分を信頼できるようになっていきます。

また、つらい、苦しい、腹が立つといったネガティブな感情は、ため込まず適度に吐き出してみましょう。信頼できる友人や家族などに話してみるのもいいでしょう。

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更新日:2021年02月05日