男女平等度合い 日本は120位 vol.104(令和3年7月号)

今年3月、世界経済フォーラムが世界各国の男女平等度合いを示す「ジェンダーギャップ指数2021」を発表しました。これは政治・経済・健康・教育の4分野の男女平等度合いを数値化したもので、0が男女不平等、1が男女平等を表しています。日本のスコアは0.656、順位は156カ国中120位で、G7(主要7カ国)の中では、今回も最下位でした。

「健康」「教育」はほぼ男女平等

下のグラフは分野別の指数です。「健康」「教育」は、ほぼ男女平等ですが、「政治」「経済」は大きな男女不平等があります。

ジェンダーギャップ指数

 

男女平等にほど遠い「政治」「経済」

下のグラフは「政治」「経済」の各項目とスコアです。

「政治」は前回よりも順位を下げ147位になりました。これは女性首相が誕生していないことや、閣僚や国会議員の女性比率があまりに低いことが原因です。「経済」では管理職の女性比率の低さが顕著です。これらは「女だから」「男だから」というジェンダーの決めつけが大きく影響していると考えられます。

新型コロナウイルス感染拡大により、男性よりも高い割合で女性が失業し、在宅勤務や外出自粛で女性の家事・育児負担が増加しています。

男女平等を進めるには、まずは私たち一人ひとりがジェンダーの決めつけをなくし、意識改革することが必要です。

 

センダーギャップ指数政治分野
ジェンダーギャップ指数経済分野

広報誌「華創」7月号13ページに下記の誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

〈政治分野〉147位各項目のスコア  「閣僚の男女比」

【誤】0.056

【正】0.111

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更新日:2021年07月02日