性暴力の悩み、相談しよう! vol.113(令和4年4月号)

4月は「若年層の性暴力被害予防月間」です。性暴力とは、同意のない性的な行為のことです。10代・20代に対する性暴力の手口は巧妙になっていて、進学や就職などで生活環境が大きく変わる4月は特に被害に遭うリスクが高まります。

身近にこんな性暴力被害が 

  • SNSで知り合った人に言葉巧みに誘導され、裸の写真や動画を送信してしまい、それを勝手にネットに掲載された。
  • 知らないうちに飲み物に睡眠薬を入れられ、意識がなくなった。目が覚めると胸や下半身を触られていた。
  • 「客と一緒にお茶するだけ、写真を撮るだけ」のバイトと聞いていたのに、実際には性的な行為を強要された。
  • 交際相手や配偶者から、同意していないのに性行為をされた。

他に、痴漢、盗撮、セクハラ、AV出演強要、性的虐待、児童ポルノなど。

18歳になったら契約は慎重に!

4月から、成年年齢が18歳に引き下げられ、18歳・19歳でも親の同意なしで契約ができるようになりますが、今までのように未成年であることを理由とした契約の取り消しができなくなります。

「簡単にお金を稼げる」などの甘い言葉には注意しましょう。そして、よく分からない契約はその場ではせず、一度信頼できる人に相談するなどして慎重に考えましょう。

困ったときはまず相談を!

もし。性暴力に悩んでいたら、「自分が悪かった」と自分を責めないで、次の相談先に連絡してみてください。

 

  • 「Cure time(キュアタイム)」 (内閣府)
    チャットでの相談です。
    月・水・土曜日 午後5時~9時

 

  • 京都性暴力被害者ワンストップ相談支援センター 「京都SARA(サラ)」
    電話番号 075-222-7711
    毎日24時間(午後10時~翌朝10時は夜間休日対応コールセンターが対応)
    あなたの不安に寄り添い、これからどうしたらいいのか一緒に考えます。必要に応じて病院、カウンセラー、警察、弁護士などと連携します。
     
  • 性犯罪被害相談電話
    電話番号 ♯8103(ハートさん)
    最寄りの警察本部の相談窓口につながります。

 

4月1日から5月2日まで、役場2階交流ホール前で、「若年層の性暴力被害予防」に関するパネル展示をしています。 

この記事に関するお問い合わせ先

住民部 人権啓発課 男女共同参画係
〒619-0285 京都府相楽郡精華町大字南稲八妻小字北尻70番地

電話番号:0774-95-1919
ファックス:0774-95-3974
メールフォームによるお問い合わせ

更新日:2022年04月01日