暴力は学習された行動 男女共同参画ミニ通信vol.7(平成24年1月号)

53%

町の男女共同参画計画〈後期施策〉では、達成目標の一つに「DVを許さない人たちが増えている!」を掲げ、女性に対する暴力を根絶する取り組みを進めています。
 

内閣府の調査では、33.2%の女性が配偶者から身体的暴力、心理的暴力、性的強要などの被害を受けています。恋人同士の「デートDV」の増加も近年問題になっています。殴らなくても、怒鳴らなくても、相手が怖がったら、それは暴力です。
暴力をふるう人は、誰にでも暴力をふるうわけではありません。怖がらせ、操るために、相手を見て暴力を選んでいます。DVの加害者は、実はとても若い頃から暴力をふるい始めています。
親のDVを見せること自体が児童虐待です。心配なのが、DV環境で育った子が暴力的な行動をモデルにしたり、恋人の暴力を受け入れやすくなることです。「どんな理由があっても暴力は許されない」ことを伝えていきましょう。
DVを容認させるものに次の意識があります。男が暴力的であるのは男らしさの一部だという考え方や、女は夫や子どもや親の世話をするのが役割、控えめであることが女らしいという考え方です。
 

<冒頭の数字解説>

過去5年以内に配偶者からDV被害を受けた女性のうち、「誰(どこ)にも相談しなかった」割合。一人で悩まず、次のところへご相談ください。  

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更新日:2019年04月16日