社会は大きな家族 男女共同参画ミニ通信vol.5(平成23年11月号)

在宅男性介護者の割合

男女共同参画計画〈後期施策〉では、男女共同参画社会の実現を目指し、具体的な目標を定めて取り組んでいます。
その達成目標の一つ「子育て介護を共に喜び支え合う家族が増えている!」。
仕事と家庭・地域活動が両立できる環境をつくる取り組みを進めるものです。

 

かつて女性が主に担ってきた介護や育児は、少子高齢化や核家族の増加などで、男性が担い手になることが多くなりました。この急激な変化とともに、仕事との両立、家事や介護の技能、社会からの孤立化といった問題が生じています。
働きたいのに仕事をやめざるを得ない、離職・転職により経済的にも困難を抱える、地域にネットワークがない、精神的にも身体的にも余裕がないため、行き詰まってしまうといったことが起こっています。就業支援、福祉や子育てサービスの利用援助とともに、社会活動への参加を保障する家族支援も重要です。
「男性だから家事や近所づきあいは苦手」と避けてはいられない今、家事という生活的自立能力が男性に問われています。これは、子育てにおいても重要な視点です。
 

<冒頭の数字解説>

在宅介護での男性介護者の割合は年々増加しています。60歳以上の介護者は、男女合わせて62.1%です。

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更新日:2019年04月08日