女性の賃金、低いのはなぜ? 男女共同参画ミニ通信vol.3(平成23年9月号)

男女間の賃金格差

昨年策定した男女共同参画計画〈後期施策〉では、男女共同参画社会の実現を目指し、具体的な目標を定めて取り組んでいます。 このコーナーでは、同計画の基本方針や達成目標に沿って、数字をもとに社会の現状を紹介しています。
 

町の男女共同参画計画〈後期施策〉で掲げている達成目標の一つ「能力開発の場が充実される!」。女性の雇用・就業等を支援する取り組みを進めるものです。
男女雇用機会均等法などの法整備が進み、企業でも女性の活躍の場が広がっています。しかし、賃金面を中心に男女間格差は依然残っています。賃金格差の主な要因は、男女の役職と勤続年数の差です。
この格差は多くの場合、家事・育児と仕事の両立が困難な雇用慣行や職員の育成方法などにあります。
解消に向けた取り組みとして、公正・明確・客観的な賃金制度と評価制度の整備・運用、配置や仕事分配、教育訓練などの見直し、女性の就業継続が進むような雇用制度の整備・運用があります。男女格差につながる慣行の見直しが重要です。
 

<冒頭の数字解説>

男性の一般労働者(短時間労働者以外の労働者)の賃金を100とした場合の女性の給与額。一般労働者69.3。正社員72.1、正社員以外74.7。

この記事に関するお問い合わせ先

住民部 人権啓発課 男女共同参画係
〒619-0285 京都府相楽郡精華町大字南稲八妻小字北尻70番地

電話番号:0774-95-1919
ファックス:0774-95-3974
メールフォームによるお問い合わせ

更新日:2019年04月08日