性差考慮した医療への期待 男女共同参画ミニ通信vol.2(平成23年8月号)

乳がん検診受診率

昨年策定した男女共同参画計画〈後期施策〉では、男女共同参画社会の実現を目指し、具体的な目標を定めて取り組んでいます。このコーナーでは、同計画の基本方針や達成目標に沿って、数字をもとに社会の現状を紹介しています。
 

町の男女共同参画計画〈後期施策〉で掲げている達成目標の一つ「健康で長寿な人が増えている!」。生涯を通じた男女の健康を支援する取り組みを進めるものです。
健康診断で、女性の基準値が男性と異なる項目があります。女性の体には、妊娠や出産のための仕組みが備わっています。そのため、一生を通じて、男性とは異なる健康上の問題に直面します。
近年、病気によって女性と男性でかかりやすさや症状の違いがあること、原因や治療法が異なることが分かってきました。
自分の健康状態を把握し、健康づくりを実践することは大切です。女性の平均寿命が86歳を超える今日、個人的な健康上の問題としてではなく、性差を考慮した医療が必要です。
 

<冒頭の数字解説>

欧米の乳がん検診受診率は70%以上。日本の乳がん死亡者数はこの20年間で2倍に増加し、年間1万人以上となっています。精華町の昨年度対象者の受診率は18%です。  

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更新日:2019年04月08日