防災分野への女性の参画 男女共同参画ミニ通信vol.1 (平成23年7月号)

女性消防団員数

昨年策定した男女共同参画計画〈後期施策〉では、男女共同参画社会の実現を目指し、具体的な目標を定めて取り組んでいます。このコーナーでは、同計画の基本方針や達成目標に沿って、数字をもとに社会の現状を紹介していきます。
 

災害発生時の避難所生活では、さまざまな問題が指摘されています。
例えば、避難所というプライバシーのない非日常的な状況で、男女のニーズの違いがあること。男性は早い段階で職場へ戻るため、生活全般の負担が女性に集中する傾向にあることなどです。生活環境、安全の確保などについても男女の違いによる配慮が必要です。
防災や復興計画の策定にあたっては、多くの女性委員の参画が必要です。男女共同参画の視点や女性の意見を集約して反映する仕組みが不可欠です。
 

<冒頭の数字解説>

消防団員総数が減少する中、国内の女性団員数は、10年前(平成12年4月1日現在)の1万176人に比べ、87%増えました。町の女性消防団は平成12年に発足、定員は10人ですが現在の団員は8人です。
町では男女共同参画社会を実現する第一歩として、「男女共同参画に関する条例」の制定に向け、取り組みを進めています。 

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更新日:2019年04月09日