「無意識の思い込み」調査よりvol126(令和5年度5月号)

「無意識の思い込み」調査より

無意識の思い込みをアンコンシャス・バイアスといい、自分のアンコンシャス・バイアスには気づきにくいといわれています。

性別役割意識について

内閣府は昨年11月「令和4年度性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査」の結果を発表しました。調査は20代から60代までの男女が、性別役割や思い込みに関する問い41項目に「そう思う」「どちらかといえばそう思う」「どちらかといえばそう思わない」「そう思わない」の4択で回答し、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と答えた上位3項目は、下図のように男女ともに同じ項目でした。性別や年代で差が大きい項目について、もう少し詳しくみてみましょう。

1位の「男性は仕事をして家計を支えるべきだ」は、男女とも年代が上がるほど多く、特に男性の60代60.7%に対し、20代43.9%と大きな差があります。

「デートや食事のお金は男性が負担すべきだ」は、男女間で差があり、特に60代では男性40.0%に対して女性18.8%でした。

「男性は結婚して家庭を持って一人前だ」は、男性の20代26.7%と60代38.4%で差があり、男女間でも50代男性33.4%と女性17.1%で大きな差がありました。

性別役割意識に関する表
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更新日:2023年05月02日