6月23日から29日は男女共同参画週間 vol.127(令和5年6月号)

男女共同参画の意味を知っていますか?「よく聞くけど、意味は知らない」「自分には関係ない」と思っていませんか?特に「参画」という言葉はあまり聞いたことがないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。「参画」とは、単に「参加する(集まりに加わること)」ということではなく「企画の立案や決定などの意思決定への参加」を意味しています。
男女共同参画とは、男女がお互いを尊重し合い、職場、学校、家庭、地域など社会のあらゆるところで、性別にかかわらず個性と能力を十分に発揮し、喜びや責任を分かち合うことです。

 

無くそう思い込み、守ろう個性
 みんなでつくる、みんなの未来

上の言葉は、令和5年度の男女共同参画週間のキャッチフレーズです。「男女共同参画週間」に向けて、前回と同様15歳から20歳のユース世代が作りました。

 

性別役割の思い込み、ありませんか?

例えば、「家事・育児は女性がするべきだ」「家を継ぐのは男性であるべきだ」などと思ったことはありませんか。「警察官」や「保育士」と聞いて特定の性別の方を思い浮かべたりしませんか。性別による固定的な役割分担意識は男女共同参画社会の推進を阻む課題となっています。

前回の5月号でも紹介しましたが、無意識の思い込みや偏見のことを「アンコンシャス・バイアス」といいます。経験や身に付けた知識などによる思い込みで、自分では気づきにくく、偏りがあることを認識しづらいといわれています。

 

アンコンシャス・バイアスに気づく

アンコンシャス・バイアスは、あなたやあなたの大切な人の選択肢を知らず知らずのうちに奪っているかもしれません。

アンコンシャス・バイアスに気づくための方法の一つは、「これって性別を限定する必要ある?」と自分の当たり前を常に疑ってみることです。アンコンシャス・バイアスへの気づきは、一人ひとりの個性に気づき守ることにつながります。

 

みんなでつくる未来のために

誰もが性別による役割分担の縛りにとらわれず、みんなでつくる未来を目指すためには、一人ひとりが自分のアンコンシャス・バイアスに気づき、意識改革をしていく必要があります

この男女共同参画週間に、あなた自身にアンコンシャス・バイアスがないか考えてみませんか。

 

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更新日:2023年06月05日