6月は男女共同参画週間 vol.139(令和6年6月号)
6月23日~29日は、男女共同参画週間です。男女共同参画社会とは、「男だから」「女だから」といった性別による役割分担の意識にとらわれず、誰もが自分らしく活躍できる社会です。
「だれもがどれも選べる社会に」
右の言葉は、令和6年度の男女共同参画週間のキャッチフレーズです。今年度のテーマである”男女ともに自らの個性と能力を最大限に発揮できる社会を実現していくこと“をイメージし、2348点の応募の中から選ばれた作品です。
このような社会を目指すには、一人ひとりの多様なあり方・生き方が認められる必要があります。ここで次に、性の多様性をあらわす言葉「SOGI(ソジ)」について見てみましょう。
「SOGI」について知っていますか?
「SOGI」とは、性的指向を示す「Sexual Orientation」と性自認を示す「Gender Identity」の頭文字をとった言葉です。(SOGIの概念図(PDFファイル:48.2KB)をご参照ください)。
実は人間の性は多様で幅広く、人それぞれです。女性を好きだと感じる女性や、男性としての身体的な機能を持ちながら自身を女性と認識する人、あるいは自分はどちらの性にも属していないと認識する人などがいます。
何気ない言葉に隠された偏見
「女(男)子高生が・・・」「男(女)なんだから」などの普段、何気なく使っているかもしれない言葉には、本来、男(女)はこうあるべきという偏見が存在している可能性があります。こういった性別や関係性を決めつける表現によって傷ついたり、疎外感を抱いたりする人がいます。
できることから始めよう
相手の性別や性的指向を勝手に決めつける表現をしていないかを振りかえってみましょう。誰もがあらゆる「SOGI」に配慮した表現ができるように心がけることが、男女共同参画社会への『第一歩』となります。
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更新日:2024年06月07日