4月は若年層の性暴力被害予防月間ですvol.161(令和8年4月号)
毎年4月は、若年層における性暴力の予防を目的とした啓発期間です。性暴力の加害者や被害者が若い世代であることは決して珍しくありません。特に、早期に正しい性知識を持つことが、加害や被害を防ぐために重要です。
若年層の性暴力被害の影響
性暴力の被害は、その後の人生に大きな影響を与えます。若年層の性暴力被害の実態に関するアンケート及びヒアリング結果報告書(令和4年3月内閣府男女共同参画局)によると、性暴力被害者が、被害後に精神・体調面の不調や、生活面での意欲の低下など様々な変化を経験していることが示されています。司法福祉の現場では、非行少年の多くが、実は性暴力の被害経験者であり、自尊心の低下や不安症、うつ病など、精神的な問題を抱え、相談できる大人がいない中で、非行や犯罪に走ってしまうケースが多いということが示唆されています。
このように、性暴力は、心や体だけでなく、人生全体にわたる影響を及ぼすことがあるため、その予防は早期の段階から始めることが大切です。
性教育の必要性
性暴力を予防するためには、小さい頃から、性に対する正しい知識を持つことが非常に重要です。性に関する知識が不足していると、子どもたちは自分自身や他人の体や性について尊重する気持ちが育たず、加害行為に及んでしまうことがあります。日本では他国に比べ、学校等での性教育が進んでいるとは言えませんが、子どもたちの健全な性意識を育むためには、家庭でも早い段階から性に関する話をすることが効果的です。
家庭でできる性教育 ~プライベートゾーンの話し合い~
家庭でできる性教育の一つとして、「プライベートゾーン」をしっかりと理解し、話し合うことが挙げられます。プライベートゾーンとは、同意なく他人に触られてはいけない体の部分を指します。入浴や着替えなどの日常的な場面で、子どもが理解しやすいよう話してみましょう。
また、万が一、体に不安を感じた時にすぐに相談できる信頼できる大人がいることを感じてもらうことも大切です。家庭内の会話から、性暴力予防への一歩を踏み出してみましょう。
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更新日:2026年04月02日