6月23日から男女共同参画週間 男女共同参画ミニ通信vol.55(平成29年6月号)

毎年6月23日~6月29日は男女共同参画週間です。今年は女性も男性も活躍できる職場を作るためのキャッチフレーズとして「男で〇(まる)、女で〇(まる)、共同作業で◎(にじゅうまる)。」が選ばれました。

男女共同参画社会というと難しく聞こえるかもしれませんが、家庭や職場、学校や地域など社会のあらゆる場で、性別に関わらず誰もが個性と能力を十分に発揮し、責任を分かち合う社会のことをいいます。「参画」とは、単に参加するだけでなく、自ら進んで責任を持ってかかわるという意味があります。
少子高齢化が進み今後人口が減少していくわが国において、男女共同参画社会の実現はとても重要な意味をもっています。

精華町の「男女共同参画通信」今昔

この「男女共同参画ミニ通信」の前身である「精華町男女共同参画通信」は、今からちょうど10年前の平成19年3月に第一号が発行されました。表紙の見出しは「男子厨房に入るべし」で、男性対象の料理講座に30~70歳代の16人が参加した記事が掲載されています。これは「家庭」という場で男女共同参画を始めようという試みでした。
その後、「カジダン」「イクメン」といった家事や育児に積極的に関わる男性を表した言葉も生まれました。家事や育児、介護など、男だから、女だからといって役割を固定しないで、柔軟な意識を持つことが大切です。あなたの家庭や職場の男女共同参画はどのくらい進んでいますか。

子どもの頃から男女共同参画を

男女共同参画社会を築いていくためには、次世代を担う子どもたちが男女共同参画を正しく理解し、自立や協力の意識を持つことが欠かせません。しかし、社会にはまだ「男だから、女だから」といった性別に基づく固定的な意識や考え方は根強く、子どももその影響を受けて育ちます。
あなたは性別の縛りにとらわれず、やりたいことが出来ていますか。子どもは、自分の家庭や学校、まわりの大人をよく見ています。子どもが性別にとらわれずに将来の進路や職業・家庭像を描くことが出来るよう、私たち大人が今一度、日頃の言動や意識を見直してみませんか。

 

6月22日(木曜日)~6月29日(木曜日)町立図書館前で男女共同参画に関するパネルを展示します。

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住民部 人権啓発課 男女共同参画係
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更新日:2019年04月07日