「リプロダクティブ・ヘルス&ライツ」に関する国内の取り組みvol.166(令和8年10月号)
「リプロダクティブ・ヘルス&ライツ」に関する国内の取り組み
助産師の萱場友莉江(かやばゆりえ)と申します。今回のテーマは「リプロダクティブ・ヘルス&ライツ」に関する国内の取り組みについて3つ例に挙げながら、参考情報をご紹介します。
“生理の貧困格差” を是正するための取り組み
経済的な都合で生理用品を十分に入手できない方に対し、各地域では生理用品の無料提供などの取り組みが行われています。この取り組みに加え、私が紹介しているのが「布ナプキン」です。防水布の上に何枚もガーゼを重ねた構造となっており、一度購入(作製)すれば、繰り返し使用できます。浸け置き洗いによって、生理の血も綺麗に落ちますので、一度試していただけたらと思います。
“不妊治療”を保険適用にする取り組み
これまで全額負担だった人工授精などの「一般不妊治療」、体外受精・顕微授精などの「生殖補助医療」が令和4年4月から保険適用となり、経済的負担の軽減が進みました。。
“子どもを授かりたい”と思うタイミングは、各ご家庭それぞれのライフプランによって異なると思いますが、それぞれの人生を楽しみながら、子どもを授かっていきやすい環境が整ってきた様に思います。
“緊急避妊薬” を薬局で購入できるようにする取り組み
あくまで“緊急”ではありますが、性交後72時間以内に服用すると排卵を遅らせる作用のある“緊急避妊薬”を一部薬局で購入できるようになっています。
私としてはそもそもこの薬を使わないために、男性から女性に対してきめ細やかな“思いやり”を添えることがとても大切だと考えていますが、一つの知識として知っていただけたらと思います。
さいごに
最後までお読みいただききありがとうございました。「リプロダクティブ・ヘルス&ライツ」のお話を過去の記事でもお話してきました。これらの記事を通して、ご自身やパートナーへの「性と生殖」に関する考えを深めていただけていたら、私としても幸いです。
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更新日:2026年10月02日