メディア・リテラシー 男女共同参画ミニ通信vol.42(平成28年5月号)

メディア・リテラシーとは「メディアの情報を適切に読み取り、自分で考えること」です。インターネットが生活に欠かせない時代。総務省の平成26年調査によると、20代では94.1%、10代に至っては68.6%の人がスマートフォン(スマホ)を利用しているという結果が出ています。

情報があふれている生活

ここで、あなたのある一日を想像してください。朝起きて、学校や職場に向かう。または休日でどこかに出かけるでもいいでしょう。テレビから流れるニュースやコマーシャル、外を歩けば広告ポスターや建物の看板、コンビニでふと手に取った商品のパッケージなど、意識しなくても情報は空気のように存在しています。そして、何か分からないことがあれば、スマホで欲しい情報がすぐに手に入ります。
「それの何が問題なの?」と思う人もいるでしょう。今、想像しただけで私たちの周りにはさまざまな情報が当たり前に存在していることが分かります。あふれる情報は私たちの生活を便利にする一方で、実はごく自然に誤った情報や偏ったイメージなどが刷り込まれていることがあるのです。

情報を取り入れるときのポイント

インターネットが日々進化し続ける中、情報に対しては受け身ではなく、自分から積極的に考える力が今の情報化社会を生き抜く力ともいえます。情報を取り入れるとき、以下のポイントを意識することがメディア・リテラシーを身につけるコツです。

  ・いつ、誰が、何の目的で発信しているのかを確認。
  ・発信元ひとつだけの情報で判断しない。
  ・客観的事実を述べていることと発信者の意見を区別して読み取る。
  ・他の見方はできないか考えてみる。
  ・隠れている事実はないか考えてみる。

メディア・リテラシーを身につけ、情報化社会と賢く付き合っていきましょう。

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更新日:2019年04月25日