23日から男女共同参画週間 男女共同参画ミニ通信vol.31(平成27年6月号)

「男女共同参画」と聞いて、皆さんはどのようなイメージを持ちますか?男女平等?女性の社会進出?男女共同参画とは、単に男女平等だけを目指しているのではなく、女性の活躍だけを応援するものでもありません。性別にかかわりなく誰もが、意欲に応じて、あらゆる分野で活躍できる社会の実現を目指します。

地域力×女性力=無限大の未来

上の言葉は平成27年度、内閣府が決定した男女共同参画週間のキャッチフレーズです。「女性力」とありますが、決して女性だけの力を重視していこうということではありません。日本は歴史的に見て女性の社会的地位が低い時代がありました。そのため、世代、地域、職場によっては、まだまだ男女格差が見られます。
また、女性が社会で活躍するには、育児や介護・家事との両立など、多方面での支援や理解、体制の整備などが必要だと感じる人も多いのではないでしょうか。日本の男女共同参画社会実現への問題は、まだ多く残っています。
男性が仕事や地域といった家庭の外で活躍しようとする場合、「育児や家事との両立が…」と悩む方は、果たしてどれほどいるのでしょうか。一方、女性の場合は、この問題の壁に多くの人がぶち当たり、悩みます。同じ家庭人として、育児も家事も一方だけが責任を負うものではないはずなのに…。

お互いが責任を持つ

「男性だから」「女性だから」といった見方にこだわると、個人の能力にスポットがあたりません。それは、家庭・職場・地域、どの環境でもいえることです。
私たちは、社会における対等な構成員です。よって等しく責任を担っています。家庭・職場・地域で、自らの希望に沿った活動をする機会も等しくあります。
「〇〇だから」と、個人の能力の可能性をあきらめてしまわず、お互いが責任をもって育児や家事をこなし、お互いの能力を尊重し合いましょう。そうすることで、何歳になってもその時の夢や希望が自分の生活に反映されるのではないでしょうか。

(注釈)内閣の男女共同参画推進本部は、「男女共同参画社会基本法」の公布・施行日である平成11年6月23日を踏まえ、毎年6月23日から29日までの1週間を「男女共同参画週間」として、さまざまな取り組みを通じ、男女共同参画社会基本法の目的や基本理念について理解を深めることを目指しています。


6月23日(火曜日)から6月29日(月曜日)まで役場内図書館前で男女共同参画についてのパネル展示を行います。ぜひ、お立ち寄りください。

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更新日:2019年04月25日