DVかな?と思ったら相談を 男女共同参画ミニ通信vol.72(平成30年11月号 )

DV(ドメスティック・バイオレンス)とは、配偶者や恋人など親密な関係にある(あった)相手から振るわれる暴力です。内閣府が平成29年12月に実施した「男女間における暴力に関する調査」によると、女性の約3人に1人、男性の約5人に1人が配偶者から暴力を受けたことがあると答え、DVがとても身近な問題であることが分かります。また、女性の約7人に1人は何度も暴力を受けたと答えていて、非常に深刻な問題です。

DVとは?

DVとは、相手を自分の思い通りに支配するために、一方的に継続して振るわれる暴力です。殴る蹴るといった身体的暴力だけでなく、下記のようにさまざまな暴力があります。加害者はそれらを用いて「お前が悪いからだ」と被害者を責めて自分を正当化し、被害者に「自分にも落ち度があった」と罪悪感を持たせ、精神的に身動きできないようにさせます。
 

<身体的暴力>
殴る、蹴る、物を投げつける、突き飛ばす、といった身体に対する暴行など。

<精神的暴力>
人格を否定するような暴言、交友関係・行き先・電話・メールなどの監視や制限、長期間の無視などの精神的な嫌がらせ、相手や相手の家族に危害を加えると言って脅すなど。

<経済的暴力>
生活費を渡さない、外で働くことを許さない、借金をさせる、貯金を勝手に使うなど。

<性的暴力>
嫌がっているのに性的な行為を強要する、避妊に協力しないなど。
 

まず、相談しましょう

この調査によると、配偶者からDVを受けた半数以上の人に、自分に自信がなくなる・夜眠れなくなる・心身に不調をきたすなどの変化が生じています。
悩みを一人で抱え込み、「自分さえ我慢すれば」「いつかは相手も変わってくれる」と信じても、事態は悪化していきます。勇気を出して、下記に相談してください。

 

DV相談機関
相談機関名   電話番号   受付時間
京都府
家庭支援総合センター
075-531-9910 毎日
9:00~20:00
京都府
南部家庭支援センター
0774-43-9911  月~金
9:00~17:00
精華町
人権啓発課
0774-95-1919  月~金
8:30~17:00
木津警察署 0774-72-0110

 

この記事に関するお問い合わせ先

住民部 人権啓発課 男女共同参画係
〒619-0285 京都府相楽郡精華町大字南稲八妻小字北尻70番地

電話番号:0774-95-1919
ファックス:0774-95-3974
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更新日:2019年03月28日