「女性に対する暴力をなくす運動」

毎年11月12日から25日までの2週間は「女性に対する暴力をなくす運動」期間です。DV、性犯罪・性暴力、ストーカー行為、セクシュアルハラスメントなど、女性に対する暴力は女性の人権を著しく侵害する許されない行為です。令和2年度から4年度までの3年間は性犯罪・性暴力対策の強化期間で、令和4年度のテーマは「性暴力を、なくそう」でした。
町でも、11月中、町役場2階の図書館前スペースで性暴力とDVに関するパネル展や関連するDVDの上映を行いました。
性暴力被害の相談や、DVの相談、パネル展の内容などは下記をご覧ください。

 

パネル展示風景

パネル展の様子
啓発冊子やカードなど


パネル展の内容(パネル1~11)
 

ストップ性暴力


パネル1
性暴力とはあなたが望まない性的な行為。無理やり性交された経験がある女性は14人に1人で、深刻な問題です。京都府の性暴力被害者ワンストップ相談支援センターは「京都SARA」です。


 

性暴力とは、あなたが望まない性的な行為のすべて


パネル2
性的行為を「拒否しなかった=同意した」は大きな誤解。誰にも性的なことは自分が決める「性的自己決定権」があり、性的な行為の前にはお互いの同意を確認する「性的同意」が必要です。

 

 

性暴力のこと、知っていますか?


パネル3
性暴力について、「服装や行動に気をつけていたら被害にあわない / 必死に抵抗したら防げる」などといった加害者を擁護するような間違った思い込みで被害者をさらに苦しめていませんか?

 

 

ストップDV


パネル4
DVは、配偶者やパートナー・恋人を支配するためにふるわれる暴力です。結婚経験者で配偶者からのDV被害経験がある女性は25.9%。DVは身近にある問題で、子どもの心も壊します。
 

 

「私、彼になぐられたことはないから」

パネル5
DVは身体的暴力だけではなく、精神的暴力、経済的暴力、社会的暴力、性的暴力、子どもや実家を巻き込んだ暴力など、さまざまな暴力があります。
 

 

「でも、彼、優しい時もあるから」

パネル6
DVは「イライラがたまっていく緊張期→暴力や暴言で怒りを爆発させる爆発期→謝ったり優しくしたりするハネムーン期」というサイクルをくり返すといわれています。優しい時があってもDVです。
 

 

「ただの夫婦げんかなの・・・」

パネル7
DVと夫婦げんかは違います。DVは二人の関係が上下関係になっている時に、力の強い方から弱い方に一方的に加えられる暴力で、対等な立場で意見や気持ちをぶつけあう夫婦げんかとは違います。
 

 

「私さえがまんすればいいの・・・」

パネル8
子どもの前でのDV(面前DV)は、子どもへの心理的虐待です。DVを自分さえがまんすればいいと考えないでください。DVがある家庭の子どもたちはとても傷ついています。
 

 

「私がダメだから・・・」

パネル9
DV加害者は、相手の小さな落ち度を責めて自責の念や罪悪感を持たせ、力を奪っていきます。DVを受けていい人なんていません。DV加害者の言葉を鵜呑みにしないで。ご自分を責めないで。
 

 

「もう、どうしたらいいのか・・・」

パネル10
DV被害を受けていると、心身にさまざまな症状が現れ、体調を崩してしまうこともあります。がまんしていても何も変わりません。相談してください。

 

 

DVはあなたから安全と安心を奪います


パネル11
DVはあなたから安全と安心を奪います。愛はなぐりません。大切な人をみじめな気持ちにさせません。暴力はふるった人の責任です。ふるわれた人に責任はありません。

 

 

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更新日:2022年12月22日