「女性の船」をきっかけに vol.124(令和5年3月号)
京都府では、地域や職場で活躍する女性リーダーの育成とネットワークづくりを目指して、「京都府女性の船」の研修を実施されています。令和4年10月29日~30日に開催された「第40回京都府女性の船」に精華町から2名の方が参加されました。今回は、錦光榮さんに研修の感想と今後の抱負についてお聞きしました。
「京都府女性の船」が3年ぶりに開催されました。10年前に参加した時は北海道まで文字通り船内で研修しながらの旅でした。府内各地の参加者からさまざまな体験談を聴き「目からうろこ」と感動し、地域の皆さんと高齢者サロンや子育てサークルを始める契機になりました。
今回の西脇知事の講演では、深刻な少子高齢化、厳しい経済情勢、地域の活力の弱体化の今、暮らしやすい社会を築くために、男女が共にさまざまな活動に参加し、家庭や地域や職場の課題に取り組み、人と人の関わりを持つことが最も大切というお話が強く残りました。「団塊の世代が75歳を迎える2022年」は団塊ジュニア問題でもあり、介護は若者にも他人事ではありません。
短期間での研修でしたが初対面の方とさまざまなことを話し合い、有意義な研修でした。
最近公園で小学生が友達に「(桜が丘)四丁目は夏祭りもあるんやで」と得意げに話しているのを聞きました。夏祭りはコロナ前のことですが、今も楽しかった思い出になっているようです。
「地域のコミュニケーションの活性化が豊かな地域を作る。その仕掛けや仕組み、場づくりに創意工夫して取り組む。地域は命綱」を心に、住民の挨拶の声が飛び交うこの地域を大切にし、子どもから高齢者まで交流できる行事が開催できるようにみんなで工夫したいと感じています。
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更新日:2023年03月03日