地球温暖化対策「自然環境を見つめてみよう!」

二酸化炭素の吸収量も大切

地球温暖化を防止するために日本は、2050年には温室効果ガスの排出をゼロにするカーボンニュートラルを目標としています。

カーボンニュートラルとは、二酸化炭素の排出量と吸収量がつり合って、計算上で二酸化炭素の排出量がゼロの状態のことです。

温室効果ガス(ほとんどが二酸化炭素)の排出量を減らす取り組みはもちろん大切ですが、吸収量を減らさない、増やすことも、とても大切です。

緑を豊かに

森林を構成している一本一本の樹木は、光合成により大気中の二酸化炭素を吸収するとともに、酸素を発生させて炭素を蓄え、成長しています。

おおまかな吸収量の目安としては、地域や樹種により異なりますが、スギであれば1年間にヘクタールあたり1~3炭素トン程度、広葉樹であれば1年間にヘクタールあたり1炭素トン前後だと考えられています。

樹齢による違いもあり、成長期の若い森林では、樹木は二酸化炭素をどんどん吸収して大きくなります。これに対して、成熟した森林になると、吸収量に対する呼吸量がだんだん多くなり、差し引きの吸収能力は低下していきます。

適時適切に間伐等の森林整備を行う必要があり、森林を伐採した後は、適切に再造林等の更新作業を行うことも重要です。

(林野庁ホームページから一部抜粋)

みどりの日(5月4日)・みどりの月間(4月15日から5月14日)

「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心を育む」ことを目的として、5月4日を「みどりの日」とされています。

また、その「みどりの日」についての国民の関心と理解を一層促進し、「みどり」についての国民の造詣を深めるために、毎年4月15日から5月14日までの期間を「みどりの月間」とされています。

今一度、自然環境や生物多様性などのことを調べて考えてみましょう。また、地域の自然を肌で感じ、植林やごみ拾いなどの地域の環境活動などに参加してみましょう。

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更新日:2022年04月18日