動物愛護活動の団体紹介

ペット殺処分を減らすために動物愛護活動をされている立命館宇治高校の生徒さん(精華町在住)の活動を紹介します。


立命館宇治高校「しっぽサミット」

私たちは、立命館宇治高校3年生で「しっぽサミット」という活動名で殺処分を減らすための動物愛護活動を行っています。

突然ですが、精華町は「ペットを飼う人にとって優しい町」であることをご存知ですか? 精華町にはペットとの生活が可能な建物が多くあり、ペットを散歩させている人もよく見かけます。

今はペット黎明期。可愛くて一緒にいるだけで幸せになれるペットは、人々の生活の一部になっています。特に、何事も制限されるこのコロナ禍で、ステイホームの息苦しさを癒やしてくれる存在として、ペットは注目されています。

しかしその陰で、多くの命が奪われているということをご存知でしょうか?

「無駄吠えが多い。」「思ってたのと違った。」「大きくなったら可愛くない。」「言うことを聞かない。」「散歩が面倒だ。」
そんな人間の身勝手な考えで、捨てられるペットが数多く存在しています。ペットを飼うと決めたのは自分なのにです。そして、問題なのはほとんどの人がこの事実を見て見ぬふりをしていることです。もしかしたら、殺処分の現状も知らない人もいるかも知れません。

そんな、「人間には都合がいいけれど、ペットに優しくない社会」を少しでも変えるためには、「知識」が必要です。ペットを飼うということはどういうことなのか、殺処分とは何か、どれぐらいペットが捨てられているのか。この現実を知ることが、殺処分を減らす第一歩なのです。

私たちは、1人でも多くの人に殺処分の現実を知ってもらうために活動を始めました。具体的な活動内容としては、保健所や愛護センター、獣医師の方々への殺処分・愛護活動などの取材、取材したことについてSNS投稿、精華町役場や精華西中学校に自作のポスターの掲示をしました。また、私たちが通う立命館宇治高校では図書室に動物愛護コーナーの設置、校内放送で動物愛護についての呼びかけを行いました。 11月には精華町にある保育所で動物愛護に関する講演会をさせて頂きました。そして、これらの活動を朝日中高生新聞に取り上げて頂けることになりました。私たちの活動で1匹でも多くのペットを救えると嬉しいです。

 最後に、今からペットを飼いたいと思っているあなた。 ペットショップに行く前には色々な選択肢があります。ぜひ保健所、愛護センター、保護団体についても調べてみてください。あなたの優しい選択で、ひとつの命が救えます。
そして、ペットを飼っているあなた。あなたのペットを、家族の一員として最期まで大切にしてあげてください。

 あなたの、ひとつの行動でこの社会を変えることが出来ます。殺処分ゼロの実現を精華町から京都府へ。そして、全国へ広めていきましょう!
 

 

ペット殺処分ゼロに向け作成されたポスター

ペット殺処分ゼロに向け作成されたポスターです。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉環境部 環境推進課
〒619-0285 京都府相楽郡精華町大字南稲八妻小字北尻70番地

電話番号:0774-95-1925
ファクス:0774-95-3973
メールフォームによるお問い合わせ

更新日:2022年01月12日