精華町一般廃棄物(ごみ)処理基本計画改定(案)に対する意見募集(パブリックコメント)結果

令和5年2月1日(水曜日)から令和5年3月3日(金曜日)まで意見募集(パブリックコメント)した精華町一般廃棄物(ごみ)処理基本計画改定(案)に対する意見は下記のとおりです。ご意見ありがとうございました。

意見および意見に対する町の考え方(意見数:1件)
番号 意見要旨等 意見に対する考え方
1

急速に高齢化が進行している社会において、ごみ問題は重要な行政課題と感じています。

現状の課題について、ゴミ出しの困難に触れておられます。

隣接の木津川市は各戸回収を実施しており、わが町でも実施を求められていると思いますが、コスト面での課題のほか、地域社会の在り方として、真に良い方法とも思えません。

地域外の人がごみを持ち込むことや、出し間違いの生ごみが放置されてごみステーション回りが汚れるなどの被害が後を絶ちません。

そこで次のような発想も盛り込んでいただけないかと思います。

「ごみステーションのスマート化」

ここでいうスマート、は、AIや自動化という意味と、ごみ出しの場を美しく楽しいスマートな社交場にするという意味をかけています。

ごみステーションはごみを出すだけではなく、そこにごみを出すといいことに出逢える場所にできないかと考えます。

具体的には

  • 地域の掲示板・情報発信源の場所にする
  • 家庭ごとにIDをタッチしてごみを置くと、計量や中身をチェックでき、ごみの分別を促したり、出し間違いを教えてくれるAI機能を持つ
  • このごみどうしたらいい?など尋ねて答えてもらえる
  • 家庭ごとにごみの分別や減量、脱水の実績が前年比で改善しているなどデータでインセンティブを提供する
  • 家庭からの距離でゴミ出しマイルを集めたり、代行ポイントを集めたりできる

以上 学研都市ならではのごみ課題解決を期待しております。

ごみ集積所において、地域外からのごみの持ち込みや分別間違い等により収集できないごみが残っていることは認識しております。

「ごみステーションのスマート化」といったご提案の中の、「ごみステーションを情報発信の場とすること」については、廃棄物施策を住民の皆様へ情報発信することは重要な要素であると考えていますので、AIや自動化といったスマート化の視点は、今後さまざまな形で取り入れていく必要があると考えております。第6章「ごみ排出抑制・減量化のための方法と推進方策」第2節「推進方策」(2)「啓発、教育、支援」の「普及啓発冊子の充実や効果的な媒体の活用」の中で、ごみステーションでの情報発信についても検討していきます。

ポイント制度などにつきましても、第6章「ごみ排出抑制・減量化のための方法と推進方策」第2節「推進方策」(2)「啓発、教育、支援」の「ごみの減量及びリサイクル意識の向上に向けたイベント等の開催、支援」の中で、有効な手法などについて検討していきます。

そして、学研都市精華町ならではの今後の方策の一つとして、「一般廃棄物施策に関するスマート化」について、計画の中に盛り込んでいきます。

 

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更新日:2023年03月31日