令和4年度精華町水道事業特別会計予算の概要について

1.業務の状況

業務の予定量
 

令和4年度

令和3年度 増減
給水戸数          (戸) 12,930 12,860 70
年間総給水量    (立方メートル) 3,943,042 3,956,570 △13,528
一日平均給水量(立方メートル) 10,803 10,840 △37

    令和4年度の給水戸数は、小規模開発等により前年度より増加し12,930戸となる見込みでありますが、水道使用量にあたる年間総給水量は1人あたりの使用水量の減少により、前年度より13,528立方メートル少ない3,943,042立方メートルとなる見込みです。

2.収支の状況

収益的収支(単位:千円、税込)
  令和4年度 令和3年度 増減
水道事業収益 1,157,201 1,178,221 △21,020
    営業収益 576,109 576,022 87
    営業外収益 581,082 602,189 △21,107
    特別利益 10 10 0
水道事業費用 1,157,201 1,178,221 △21,020
    営業費用 1,134,939 1,154,442 △19,503
    営業外費用 22,162 23,679 △1,517
    特別損失 100 100 0

   収益的収支は、水道水を供給するための費用と収入で、令和4年度は、水道料金収入である給水収益は年間総給水量の減少により前年度より215千円の減額となりますが、受託工事収益などの増加により営業収益は前年度より87千円の増額となる一方で、営業外収益は財政調整基金繰入金の減少などにより21,107千円の減額となり、水道事業収益は前年度より21,020千円の減額となる見込みです。

   また水道事業費用は、受水費や減価償却費などの減少により、前年度より21,020千円の減額となり、収益及び費用ともに1,157,201千円となる見込みです。

資本的収支(単位:千円、税込)
  令和4年度 令和3年度 増減
資本的収入(A) 1,404,839 317,154 1,087,685
    分担金 1,347,273 277,194 1,070,079
    基金繰入金 15,000 0 皆増
    その他資本的収入 40,040 39,960 80
    他会計負担金 2,526 0 皆増
資本的支出(B) 1,624,490 471,318 1,153,172
    建設改良費 183,543 146,264 37,279
    施設費 74,148 26,577 47,571
    拡張整備事業費 1,314,733 246,491 1,068,242
    その他資本的支出 40,040 39,960 80
    基金借入金償還金 12,026 12,026 0
総収支(A-B) △219,651 △154,164 △65,487

    資本的収支は、分担金収入や水道施設の建設改良及び固定資産購入費用のほか、財務活動などで発生する費用と収入で、令和4年度は、分担金や基金繰入金の増加により、資本的収入は前年度より1,087,685千円の増額の1,404,839千円となり、資本的支出は、学研南田辺・狛田地区狛田東開発に伴う拡張整備事業費の増加などにより、前年度より1,153,172千円の増額の1,624,490千円となる見込みです。

   なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額219,651千円は内部留保資金で補てんします。

3.資産・負債・資本の状況

予定貸借対照表(単位:千円)
  令和4年度 令和3年度 増減
    固定資産(A)(B+C+D) 18,171,170 17,460,291 710,879
        有形固定資産(B) 16,758,613 15,752,779 1,005,834
        無形固定資産(C) 172 172 0
        投資(D) 1,412,385 1,707,340 △294,955
    流動資産(E) 3,150,175 3,154,411 △4,236
資産合計(A+E) 21,321,345 20,614,702 706,643
    固定負債(F) 1,568,550 1,872,397 △303,847
    流動負債(G) 142,732 134,102 8,630
    繰延収益(H) 6,769,719 6,945,207 △175,488
負債合計(I)(F+G+H) 8,481,001 8,951,706 △470,705
    資本金(J) 20,665 20,665 0
    剰余金(K) 12,819,679 11,642,331 1,177,348
資本合計(L)(J+K) 12,840,344 11,662,996 1,177,348
負債・資本合計(I+L) 21,321,345 20,614,702 706,643

    令和4年度は、基金の取り崩しなどにより投資は減少するものの、資産の取得による有形固定資産の増加により、資産は前年度より706,643千円の増額となる見込みであり、負債・資本については、負債は前年度より470,705千円の減額となる一方で、資本は分担金収入の増加により、前年度より1,177,348千円の増額となる見込みです。

4.基金の状況

基金(単位:千円)
令和4年度当初予定残高(A) 1,546,380
    収入額(B) 53,208
    支出額(C) 308,044
令和4年度末予定残高(A+B-C) 1,291,544

    水道事業の拡張及び財政調整を計画的かつ円滑に執行するために設置している財政調整基金について、令和4年度は、他会計からの貸付金償還金や預金利息などにより収入額は53,208千円となる見込みです。

    一方、京都府営水道の受水費用に充てるための取り崩しなどで支出額は308,044千円となり、年度末の残高は1,291,544千円となる見込みです。

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上下水道部 経理営業課 庶務係
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更新日:2022年04月12日