平成30年度精華町水道事業特別会計予算の概要について

1.業務の状況

業務予定量
  平成30年度 平成29年度 増減
給水戸数          (戸) 12,550 12,450 100
年間総給水量   (立方メートル) 3,965,296 3,959,219 6,077
一日平均給水量(立方メートル) 10,864 10,847 17

    平成30年度の給水戸数は、前年度より増加し12,550戸となる見込みです。

    また、水道使用量にあたる年間総給水量は、節水機器の普及等により1戸あたりの水道使用量の減少が見込まれるものの給水戸数の増加により、前年度より6,077立方メートル増加し3,965,296立方メートルとなる見込みです。

2.収支の状況

収益的収支(単位:千円、税込)
  平成30年度 平成29年度 増減
水道事業収益 1,132,783 1,105,038 27,745
    営業収益 570,428 566,139 4,289
    営業外収益 562,345 538,889 23,456
    特別利益 10 10 0
水道事業費用 1,132,783 1,105,038 27,745
    営業費用 1,104,812 1,083,818 20,994
    営業外費用 27,871 21,120 6,751
    特別損失 100 100 0

    収益的収支は、水道水を供給するための費用と収入で、平成30年度の水道事業収益は、主に水道料金及び基金繰入金の増加により前年度より27,745千円増加し、また水道事業費用は、主に委託料及び支払利息の増加により前年度より27,745千円増加し、収益、費用ともに1,132,783千円となる見込みです。

資本的収支(単位:千円、税込)
  平成30年度 平成29年度 増減
資本的収入(A) 253,648 246,261 7,387
    分担金 167,955 154,235 13,720
    基金繰入金 26,532 25,368 1,164
    その他資本的収入 51,746 60,648 △8,902
    他会計負担金 7,415 6,010 1,405
資本的支出(B) 381,201 313,020 68,181
    建設改良費 207,402 153,760 53,642
    企業債償還金 5,282 5,277 5
    施設費 75,157 52,201 22,956
    拡張整備事業費 29,588 29,108 480
    その他資本的支出 51,746 60,648 △8,902
    基金借入金償還金 12,026 12,026 0
総収支(A-B) △127,553 △66,759 △60,794

    資本的収支は、水道施設の建設改良や固定資産購入費用のほか、財務活動などで発生する費用と収入で、平成30年度の資本的収入は、分担金等の増加により、前年度より7,387千円増加し、253,648千円となる見込みです。

     一方、資本的支出は、建設改良費や固定資産購入による施設費等の増加により、前年度より68,181千円増加し、381,201千円となる見込みです。

    なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額127,553千円は内部留保資金で補てんします。

3.資産・負債・資本の状況

予定貸借対照表(単位:千円)
  平成30年度 平成29年度 増減
    固定資産(A)(B+C+D) 18,979,463 19,395,809 △416,346
        有形固定資産(B) 16,701,073 16,860,989 △159,916
        無形固定資産(C) 172 172 0
        投資(D) 2,278,218 2,534,648 △256,430
    流動資産(E) 2,938,295 2,861,610 76,685
資産合計(A+E) 21,917,758 22,257,419 △339,661
    固定負債(F) 2,478,054 2,751,718 △273,664
    流動負債(G) 66,363 66,405 △42
    繰延収益(H) 7,720,897 7,974,348 △253,451
負債合計(I)(F+G+H) 10,265,314 10,792,471 △527,157
    資本金(J) 20,665 20,665 0
    剰余金(K) 11,631,779 11,444,283 187,496
資本合計(L)(J+K) 11,652,444 11,464,948 187,496
負債・資本合計(I+L) 21,917,758 22,257,419 △339,661

    平成30年度は、減価償却による有形固定資産の資産価値の減少や基金の取り崩しによる投資の減少により、資産は前年度より339,661千円減少する見込みであり、負債・資本は、分担金等の剰余金は増加する一方で、固定負債、繰延収益などの負債は減少し、前年度より339,661千円減少する見込みです。

4.企業債の状況

企業債(単位:千円)
平成30年度当初予定残高(A) 14,276
    借入額(B) 0
    償還額(C) 5,282
平成30年度末予定残高(A+B-C) 8,994

    簡易水道事業の統合により、当該事業の企業債を引き継いだことにより平成28年度から返済が発生しました。平成30年度は新たな借入がない一方、5,282千円を返済し、年度末の未償還残高は8,994千円となる見込みです。

5.基金の状況

基金(単位:千円)
平成30年度当初予定残高(A) 2,214,010
    収入額(B) 58,598
    支出額(C) 275,228
平成30年度末予定残高(A+B-C) 1,997,380

    水道事業の拡張及び財政調整を計画的かつ円滑に執行するために設置している財政調整基金について、平成30年度は、他会計からの貸付金償還金や預金利息などにより収入額は58,598千円となる見込みです。

    一方、京都府営水道の受水費用に充てるための取り崩しなどで支出額は275,228千円となり、年度末の残高は1,997,380千円となる見込みです。

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上下水道部 経理営業課 庶務係
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更新日:2019年03月15日