平成31年度精華町水道事業特別会計予算の概要について

    平成31年度の給水戸数は、前年度より増加し12,600戸となる見込みですが、水道使用量にあたる年間総給水量は、節水機器の普及などの影響により前年度より32,844立方メートル減少し3,932,452立方メートルとなる見込みです。

   収益的収支は、水道水を供給するための費用と収入で、平成31年度は、主に水道料金収入の減少により営業収益は前年度より減額となりますが、基金繰入金の増加などにより営業外収益は前年度より増額となり、水道事業収益は前年度より48,544千円の増額となる見込みです。

   また水道事業費用は、主に委託料や共同溝の維持管理に係る負担金などの増加により、前年度より48,544千円の増額となり、収益及び費用ともに1,181,327千円となる見込みです。

    資本的収支は、水道施設の建設改良や固定資産購入費用のほか、財務活動などで発生する費用と収入で、平成31年度の資本的収入は、分担金は増加するもののそれ以外は減少し、前年度より21,559千円の減額となり、232,089千円となる見込みです。

    一方、資本的支出は、建設改良費や拡張整備事業費は増加しますが、固定資産購入に係る施設費などの減少により、前年度より45,379千円の減額となり、335,822千円となる見込み です。

   なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額103,733千円は内部留保資金で補てんします。

    平成31年度は、減価償却による有形固定資産の資産価値の減少や基金の取り崩しによる投資の減少により、資産は前年度より401,373千円の減額となる見込みであり、負債・資本については、固定負債、繰延収益などの負債は前年度より579,864千円の減額となる一方で、分担金の増加などにより資本は前年度より178,491千円の増額となる見込みです。

    簡易水道事業の統合により、当該事業の企業債を引き継いだことにより平成28年度から返済が発生しました。平成31年度は新たな借入がない一方、5,287千円を返済し、年度末の未償還残高は3,707千円となる見込みです。

    水道事業の拡張及び財政調整を計画的かつ円滑に執行するために設置している財政調整基金について、平成31年度は、他会計からの貸付金償還金や預金利息などにより収入額は56,168千円となる見込みです。

    一方、京都府営水道の受水費用に充てるための取り崩しなどで支出額は317,709千円となり、年度末の残高は1,797,287千円となる見込みです。

詳しくは、以下のファイルをご覧ください。