令和元年度精華町公共下水道事業特別会計決算の概要について

公共下水道事業は、平成31年4月より地方公営企業法の適用を受ける公営企業へ移行し、水道事業と同様の企業会計方式を導入しています。

令和元年度は企業会計移行後初めての決算となっています。

1.業務の状況

業務量
事 項

令和元年度

平成30年度 増 減
年度末処理人口 (人) 36,935 37,097 △162
年度末行政区域人口(人) 37,248 37,427 △179
年度末処理戸数(戸) 14,952 14,793 159
年度末下水道接続人口(人) 35,657 35,763 △106
年間総処理水量(立方メートル) 3,525,095 3,625,863 △100,768
年間総有収水量(立方メートル) 3,777,048 3,751,303 25,745
一日平均有収水量(立方メートル) 10,320 10,278 42
年間有収水量率(%) 107.15 103.46 3.69
普及率(%) 99.20 99.10 0.10

令和元年度の処理戸数については、汚水事業に係る新たな面整備等により、平成30年度と比べ159戸増加し、14,952戸となりました。

2.収支の状況

収益的収支(単位:千円、税抜)

 

 

令和元年度 平成30年度 増 減
公共下水道事業収益(A) 1,607,156
営業収益 538,099
営業外収益 1,069,057
特別利益 0
公共下水道事業費用(B) 1,759,548
営業費用 1,533,998
営業外費用 225,550
特別損失 0
総収支(A-B) △152,392

収益的収支は、汚水及び雨水処理に係る費用と収入で、公共下水道事業収益が1,607,156千円、公共下水道事業費用が1,759,548千円となりました。

公営企業会計に移行したことにより、新たに減価償却費などの現金支出の伴わない費用が発生し、本年度の総収支は△152,392千円となりました。

 

資本的収支(単位:千円、税抜)
  令和元年度 平成30年度 増 減
資本的収入(A) 454,791
企業債 76,500
他会計負担金 283,104
補助金 76,000
受託事業収入 19,187
資本的支出(B) 836,000
建設改良費 235,719
固定資産購入費 547
企業債償還金 599,734
総収支(A-B) △381,209

資本的収支は、下水道施設の建設改良費用や財務活動などで発生する費用と収入で、一般会計からの繰入金や国庫補助金・企業債の借入も含め資本的収入454,791千円に対し、企業債の償還金などにより資本的支出は836,000千円となり、本年度の総収支は△381,209千円となりました。

なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額381,209千円は当年度分損益勘定留保資金等で補てんしました。

3.資産・負債・資本の状況

貸借対照表(単位:千円、税抜)
  令和元年度 平成30年度 増 減
固定資産(A)(B+C) 32,338,735
有形固定資産(B) 29,689,761
無形固定資産(C) 2,648,974
流動資産(D) 239,443
資産合計(A+D) 32,578,178
固定負債(E) 8,778,115
流動負債(F) 1,014,082
繰延収益(G) 20,855,241
負債合計(H)(E+F+G) 30,647,438
資本金(I) 1,719,206
剰余金(J) 211,534
資本合計(K)(I+J) 1,930,740
負債・資本合計(H+K) 32,578,178

 

4.企業債の状況

企業債(単位:千円)
前年度末残高(A) 9,940,003
本年度借入額(B) 76,500
本年度償還額(C) 599,734
本年度末残高(A+B-C) 9,416,769

令和元年度については、76,500千円の新たな借入をした一方で599,734千円を返済し、本年度末の未償還残高は9,416,769千円となりました。

詳しくは、以下のファイルをご覧ください。

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上下水道部 経理営業課
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更新日:2020年10月06日