令和2年度精華町公共下水道事業特別会計予算の概要について

1.業務の状況

業務予定量
  令和2年度 令和元年度 増減
排水戸数   (戸) 11,810 11,800 10
年間総排水量   (立方メートル) 3,821,615 3,800,000 21,615
一日平均排水量   (立方メートル) 10,470 10,668 △198

   令和2年度の排水戸数は、前年度より増加し11,810戸となる見込みです。
   また、公共下水道使用量にあたる年間総排水量は、排水戸数の増加により前年度より21,615立方メートル増加し3,821,615立方メートルとなる見込みです。

2.収支の状況

収益的収支(単位:千円、税込)
  令和2年度 令和元年度 増減
公共下水道事業収益 1,800,672 1,740,542 60,130
    営業収益 635,209 575,188 60,021
    営業外収益 1,165,363 1,165,254 109
    特別利益 100 100 0
公共下水道事業費用 1,800,672 1,740,542 60,130
    営業費用 1,609,949 1,542,021 67,928
    営業外費用 190,623 198,421 △7,798
    特別損失 100 100 0

    収益的収支は、下水道関係施設の維持管理などの経営に関する費用と収入で、令和2年度は、主に昨年10月からの公共下水道使用料改定による収入の増加により、営業収益は前年度より60,021千円の増額となる見込みです。
    また営業費用は、主に木津川上流浄化センターの維持管理負担金などの増加により、前年度より67,928千円の増額となり、収益及び費用ともに1,800,672千円となる見込みです。
 

資本的収支(単位:千円、税込)
  令和2年度 令和元年度 増減
資本的収入(A) 1,143,301 765,404 377,897
    企業債 310,800 306,300 4,500
    他会計負担金 611,236 283,104 328,132
    他会計補助金 32,965 0 32,965
    補助金 81,300 153,000 △71,700
    受託事業収入 107,000 23,000 84,000
資本的支出(B) 1,155,179 1,105,795 49,384
    建設改良費 512,625 505,090 7,535
    固定資産購入費 3,899 970 2,929
    企業債償還金 638,655 599,735 38,920
総収支(A-B) △11,878 △340,391 328,513

    資本的収支は、下水道関係施設の建設改良や固定資産購入費用のほか、財務活動などで発生する費用と収入で、令和2年度の資本的収入は、国庫補助金の減少はあるもののそれ以外は増加し、前年度より377,897千円の増額となり、1,143,301千円となる見込みです。
    一方、資本的支出は、建設改良費や企業債償還金の増額により、前年度より49,384千円の増額となり、1,155,179千円となる見込みです。

    なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額11,878千円は内部留保資金で補てんします。

3.資産・負債・資本の状況

予定貸借対照表(単位:千円)
  令和2年度 令和元年度 増減
    固定資産(A)(B+C) 32,048,864 32,862,097 △813,251
        有形固定資産(B) 29,455,940 29,968,114 △512,174
        無形固定資産(C) 2,592,906 2,893,983 △301,077
    流動資産(D) 312,536 272,751 39,785
資産合計(A+D) 32,361,382 33,134,848 △773,466
    固定負債(E) 8,658,659 9,093,995 △435,336
    流動負債(F) 881,146 863,006 18,140
    繰延収益(G) 21,023,038 21,235,359 △212,321
負債合計(H)(E+F+G) 30,562,843 31,192,360 △629,517
    資本金(I) 1,717,717 1,861,666 △143,949
    剰余金(J) 80,822 80,822 0
資本合計(K)(I+J) 1,798,539 1,942,488 △143,949
負債・資本合計(H+K) 32,361,382 33,134,848 △773,466

    令和2年度は、減価償却による有形固定資産や無形固定資産の資産価値の減少により、資産は前年度より773,466千円の減額となる見込みであり、負債・資本については、流動負債は18,140千円の増額となるものの、固定負債、繰延収益は減額となる見込みのため、負債・資本は前年度より773,466千円の減額となる見込みです。

4.企業債の状況

企業債(単位:千円)

令和2年度当初予定残高(A)

9,647,550
    借入額(B) 310,800
    償還額(C) 638,655
  令和2年度末予定残高(A+B-C) 9,319,695

   令和2年度は建設改良事業の財源として新たに310,800千円を借入する一方、638,655千円を返済し、年度末の未償還残高は9,319,695千円となる見込みです。

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更新日:2020年04月03日