令和6年度精華町公共下水道事業特別会計予算の概要について

1.業務の状況

業務予定量
 

令和6年度

令和5年度

増減

排水戸数   (戸) 12,430 12,280 150
年間総排水量   (立方メートル) 3,773,058 3,754,061 -21,003
一日平均排水量   (立方メートル) 10,227 10,256 -29

   令和6年度の排水戸数は、小規模開発などにより前年度より150戸増加し12,430戸となる見込みです。
   しかし公共下水道使用量にあたる年間総排水量は、1人当たりの排水量の減少などにより前年度から21,003立方メートル少ない3,733,058立方メートルとなる見込みです。

2.収支の状況

収益的収支(単位:千円、税込)
  令和6年度 令和5年度 増減
公共下水道事業収益 1,903,220 1,794,732 108,488
    営業収益 703,339 695,916 7,423
    営業外収益 1,199,781 1,098,716 101,065
    特別利益 100 100 0
公共下水道事業費用 1,903,220 1,794,732 108,488
    営業費用 1,768,430 1,652,215 116,215
    営業外費用 134,690 142,417 -7,727
    特別損失 100 100 0

    収益的収支は、汚水処理や内水排除に要する費用と収入で、令和6年度は、下水道使用料は年間総排水量の減少により前年度から1,979千円の減額となりますが、雨水処理負担金の7,752千円の増額などにより、営業収益は前年度より7,423千円の増額となり、営業外収益は他会計負担金などの増額により101,065千円の増額となり、公共下水道事業収益は前年度より108,488千円の増額となる見込みです。
    また公共下水道事業費用は、管渠費や減価償却費などの増加により、前年度より108,488千円の増額となり、収益及び費用ともに1,903,220千円となる見込みです。
 

資本的収支(単位:千円、税込)
  令和6年度 令和5年度 増減
資本的収入(A) 967,373 1,304,794 -337,421
    企業債 554,300 601,300 -47,000
    他会計負担金 205,208 173,793 31,415
    他会計補助金 2,365 187,701 -185,336
    補助金 174,500 302,000 -127,500
    受託事業収入 31,000 40,000 -9,000
資本的支出(B) 1,316,669 1,612,447 -295,778
    建設改良費 679,996 961,533 -281,537
    固定資産購入費 0 3,000 皆減
    企業債償還金 636,673 647,914 -11,241
総収支(A-B) -349,296 -307,653 -41,643

    資本的収支は、補助金による収入や下水道施設の建設改良費用のほか、財務活動などで発生する費用と収入で、令和6年度は、企業債や補助金の増加などにより、資本的収入は前年度から337,421千円減額の967,373千円となる見込みです。
   また、資本的支出についても、雨水建設事業費の減少などに伴う建設改良費の減少や企業債償還金の減少、さらには固定資産購入費の皆減により、前年度から295,778千円減額の1,316,669千円となる見込みです。

  なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額349,296千円は内部留保資金で補てんします。

3.資産・負債・資本の状況

予定貸借対照表(単位:千円)
  令和6年度 令和5年度 増減
    固定資産(A)(B+C) 30,435,665 30,890,423 -454,758
        有形固定資産(B) 28,113,860 28,491,125 -377,265
        無形固定資産(C) 2,321,805 2,399,298 -77,493
    流動資産(D) 168,061 176,392 -8,331
資産合計(A+D) 30,603,726 31,066,815 -463,089
    固定負債(E) 7,698,972 7,750,003 -51,031
    流動負債(F) 876,335 969,874 -93,539
    繰延収益(G) 20,180,950 20,499,469 -318,519
負債合計(H)(E+F+G) 28,756,257 29,219,346 -463,089
    資本金(I) 1,719,206 1,719,206 0
    剰余金(J) 128,263 128,263 0
資本合計(K)(I+J) 1,847,469 1,847,469 0
負債・資本合計(H+K) 30,603,726 31,066,815 -463,089

    令和6年度は、流動資産は減少し、減価償却により固定資産も減少し、資産は前年度から463,089千円の減額となる見込みであります。また負債・資本については、資本の変動はありませんが、負債は、企業債の借入額の減少による固定負債の減額などにより前年度から463,089千円の減額となる見込みであります。

4.企業債の状況

企業債(単位:千円)

令和6年度当初予定残高(A)

8,386,676
    借入額(B) 554,300
    償還額(C) 636,673
  令和6年度末予定残高(A+B-C) 8,304,303

   令和6年度は、建設改良事業の財源として新たに554,300千円を借入する一方、636,673千円を返済し、年度末の未償還残高は8,304,303千円となる見込みです。

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更新日:2024年04月03日