『せいかカフェ・ラボ』開催結果(第4回)
「せいかカフェ・ラボ」は次期総合計画策定に向けた基礎調査の一環として実施している住民ワークショップです。

第4回せいかまちづくりフォーラム~未来への一歩!~

今回が最終回となるせいかカフェ・ラボ。
これまでの意見交換を踏まえて作り上げた「まちづくり提言書」をテーマ別8グループ、地域別6グループごとに発表いただき、意見交換を行いました。
また、「まちづくり提言書」を受けて、精華町の理事者・部長級職員からコメントをさせていただき、京都府立大学の川勝先生、上杉先生からは、応援メッセージをいただきました。
開催概要
- 日時:令和4年5月21日(土曜日)午後1時~4時30分
- 場所:けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)ホール
- 出席者:59人 (別途スタッフ38人)
まちづくり提言書の発表
「まちづくり提言書」や「せいかカフェ・ラボ」を通じて、私・私たちができること・やりたいこと
皆さんのご意見の一部をご紹介します。
- 桜守り盛り活動を始めていきたいです。桜について学ぶ、地域の桜を知る、世話をしている人の話を聞く、などしながら仲間を増やしていけたらよいです。
- 今後も課題意識を持って生活して、まちを維持、そして少しでも良くなるように協力していきたいと思います。
- 住民一人ひとりのボランティア意識の高さを活かしたまちづくり。精華町だからこそできるまちづくり。地に足をつけた住民目線とともに未来を照らす、楽しくワクワクするまちづくりを進めていければと思います。さまざまな活動をつなぐ活動に向けて進んでいきたいです。
- 今回、自分たちのグループで、子どもや学生が関われるせいか祭りというものを提案させていただき、もし実現できるのであれば、ぜひとも関わらせていただきたいとも思いました。すごくいいアイデアがたくさん出たので実現させたいです。
- 私自身がSNSを通して精華町の魅力を発信していきたいと思います。また、引き続き、こういったワークショップがあれば積極的に参加したいと思います。
- イベントを通してみんなと関わっていきます。
- 時代・年齢を超えたコミュニティの創造に協力・推進し、次の世代に伝達していきます。また、働く・住むを調和できるようにします。協力的に自治会活動にも参加します。
- 10年、20年先も住みよい安心安全な場所となるように何か力になれたらなと思いました。ボランティア活動もその1つで参加したいと思いました。
- 子どもたちが自然と触れ合える環境づくりならすぐにでもできそうです。
- 自治会活動・集会所のオープン化については、さっそく実現に向けて取り組んでいきます。
- 住民が自由に利用できる場所づくりに寄与したいです。そこで他のボランティア団体やサークルなどとお互いの情報を交換し合いたいと思っています。
「まちづくり提言書」を受けて
講評
川勝健志氏(京都府立大学副学長、公共政策学部教授、京都地域未来創造センター長)
個性豊かで面白い人たちが集まっていて、この町は人材の宝庫だと思いました。まちづくりには正解はありません。だからこそ、誰がどのようにまちづくりのプロセスに関わって、どういう議論を経てこういうことになったのか、そのプロセスから生まれてくる納得感が大事になります。この納得感が生まれれば、次世代にもつながっていくのではないかと思います。
コメント
上杉和央氏(京都府立大学文学部准教授、京都地域未来創造センター統括マネージャー)
「つながるまち」がデザインとして浮かび上がったことが今回の収穫です。町の宝を掛け算することでより広げ、それらをつなげるために、場作りやきっかけ、体験、仕組み、インフラが必要とまで提言されたことが一番の収穫です。皆さんが日常的にこういう場をつくること、掛け算できるような仕組みづくりといった内容が総合計画に入っていればよいと思います。
杉浦町長
テーマ別・地域別でそれぞれ3回、最後の4回目は合同で開催させていただき、毎回活発なご議論をしているのを私も見させていただきました。本日、提言をしていただいたわけですが、この大事な提言を受けて、今後、町の総合計画策定に向けて、しっかりと取り組んでいきますので、よろしくお願いします。このカフェ・ラボに関わっていただいた全ての皆様に厚く御礼を申し上げます。
大植副町長
さまざまなご提言をいただき、そして、皆様の大きな熱量をいただいて元気が出ました。まちづくりのキーワードとして、「つながり」「協働」が出されており、自治会が住民自治の中心になると改めて認識しました。干渉しすぎないようバランス感覚を持ち、自治会が活性化され、各分野につながる方策を考えていきたいと思います。
参加者アンケート

「せいかカフェ・ラボ」の満足度
(単一回答、回答数29)
感想等
- 今回のせいかカフェ・ラボの内容をどのように実現していただけるか精華町に期待しています。
- みなさんこれからの精華町のことを真剣に考えておられることに感激しました。
- こうした取り組みは継続していただきたいと思います。関わる住民が増えれば意識が変わり町も変わると思います。
- 10年に1回というあまりない機会に参加させていただきありがとうございました。当事者(障害者、外国人等)もいるといいのかなと思いました。4回とも楽しかったです。
- 両グループを交えての意見交換の機会があればもっと複合的な意見が出たのではと思います。さらに具体的な取り組み案や連携した具体的な提言ができればよかったです。
- 町の総合計画立案に活かされるようですが、その作成過程でも今日のメンバーが関われる場を設定してもらえればありがたいと思います。
電子配信
- せいかカフェ・ラボ ニュースレターVOL.4(PDFファイル:1.5MB)
- せいかカフェ・ラボまちづくり提言書(令和4年5月)(PDFファイル:3.2MB)
グループごとにまとめた「まちづくり提言書」です。
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総務部 企画調整課 未来企画係
〒619-0285 京都府相楽郡精華町大字南稲八妻小字北尻70番地
電話番号:0774-95-1900
ファクス:0774-95-3971
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更新日:2022年09月02日