令和3年度に海外体験補助金を受けた方

・河原 瑞穂さん

留学先:イギリス

留学期間:令和3年10月4日~令和4年7月19日

今回の留学では、コロナ禍というイレギュラーな環境の中で、レスター大学の正規学生と同じ授業を受け、同じ寮で過ごし、全く異なる環境で生活するという貴重な体験ができた。

 日本の所属大学での専攻とは異なる政治、国際関係学を中心に学んだが、世界情勢に即した内容(例えばウクライナ情勢について)を、異なるバックグラウンドを持つ様々な国、地域出身のクラスメイトと議論することができた。

 このことは私の留学に単なる「学業」として以上の意義を与えてくれたと思う。

 実際の成果としては、テストで95%、レポートで上位のFirstの成績を修めるなど、語学力不足を懸念していた当初の目標を超えることができた。

 そして、日々の生活においても日本との違いを認識することが多く、文化的背景による価値観の差に驚くことが多々あった。

 多文化共生社会のイギリスだからこそ、認め合い、尊重し合うこと、また、譲れない事はきちんと議論することの大切さを学ぶことができた。

 この留学を通じて得た知識、行動力、経験を、今後の人生においても生かしていきたい。

 

・松浦 瑞季さん

留学先:カナダ

留学期間:令和3年9月14日~令和4年6月21日

 今回の留学では、沢山の貴重な体験を通し日々刺激を受けました。

 特に最後の春セメスターは秋セメスターや冬セメスターより短い期間となっていたため、その分1日の授業時間や課題も多く、今までの人生の中で1番努力した期間でした。

 授業内容にはディスカッションやプレゼンテーション、ライティングのテスト、エッセイなどがありました。特に成長を感じたのはディスカッションとプレゼンテーションです。ディスカッションでは、最初は周りの意見を聞くことを優先していましたが、次第に自分の意見を積極的に話したり、リーダーとなってグループをまとめたり出来るようになりました。プレゼンテーションでは、先生の代わりに45分間授業を行うものがあり、スライドやクイズゲームをメンバーと作成しました。長時間のプレゼンテーションにいかに興味を持ってもらい、楽しく学んでもらえるかを考えました。例文やスライドに工夫を加え、メンバーとアドバイスし合い、練習を重ねた結果、高い評価を得ることが出来ました。

 また、クラスメイトたちとは家族のように仲良くなることができ、休みの日には一緒に遊園地やお買い物に行き、日本へ帰る直前には毎日みんなで集まり別れを惜しみました。沢山英語で会話し、お互いの言語も教え合い、ネイティブたちとはまた違った交流が出来たと感じます。

 ホストファミリーとも多くの時間を一緒に過ごしました。本当の家族の一員であるかのように接してくれたので、カナダのイベントや食文化に常に触れることが出来ました。カナダのことをよく知ることが出来た分、日本の良さも痛感したので、日本での生活に毎日感謝して過ごしたいです。

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更新日:2023年05月18日