平成22年度に海外体験補助金を受けた方

◆松本 萌美 さん
留学先:オーストラリア・アデレード ピータースミステニスアカデミー
留学期間:平成22年4月19日~12月10日

 私は、オーストラリアでプロのテニスプレーヤーを育てた経験豊かなコーチに1対1でのレッスンを受け、技術面、精神面のレベルアップを図ることが出来ました。週末にある団体戦のコンペでは数多くの試合をし、地区の代表の一人にも選ばれ、遠征の試合も経験しました。テニスの4大大会の1つである全豪オープンでは、プロの試合を真近かで観戦することが出来て大変感動しました。

 初めはテニス中心の生活でしたが、コミュニケーションを取る上でもっと英語力を高める必要性を感じ、テニスと並行して2010年7月から語学学校で英語を勉強し、2011年1月に卒業しました。2011年2月からは大学入学を目指し、大学準備コースに入学し勉学にも励んでいます。今まで以上に視野を広げることが出来るように頑張って行きたいと思っています。もちろん、大好きなテニスも続けていきます。

 

◆麻生 美華 さん
留学先:フランス・パリ Make-Up Art Academy Paris
留学期間:平成22年9月6日~平成23年2月18日

 今回、私はフランスのパリにあるMake-Up Art Academy Parisというメイクの専門学校に留学しました。なぜ、フランスでメイクかというと、実はフランス留学は2年目で、初めは1年間の予定で、在学中の上智大学を通してリヨンという街の大学に留学しました。けれども、語学やフランスの文化・文明などを学ぶといった日本の大学と同じような内容や、外国人留学生とともに、留学生向けの内容や留学生にとってぬくぬくとした大変整った環境では、私にはフランスでの本当の生活や社会があまり味わえない気がして、1年目の留学生活があまり納得できませんでした。それで、フランスでフランス人向けの学校で、新しい何かを学んでそれを生かして働きたいと思い、2年目は、興味のあったメイクの専門学校を選びました。

 学校の授業コースは半年で、女子6人の少人数クラス。週5日、毎日8時間というかなり密な内容でした。同時にイタリアンレストランでウェイトレスのバイトもしていたので、時間的に少しハードでしたが、毎日が充実していました。

 クラスメイトは、私以外はフランス人でしたが、イタリア系フランス人、アラブ系フランス人、中国系フランス人など、移民の多いフランスならではの国際的なクラスでした。このように国籍はフランス人でも肌の色やオリジンが異なる分、その背景が原因で言い争うことがたびたびあり、いろいろ問題もおこりました。けれど基本的に女子校のような雰囲気でみんな仲が良く、授業のあとは遊びに行ったり、週末はパーティーをしたりしていました。

 授業内容は、基本的なメイクの仕方、TV用のメイク、映画向けの特殊用メイク、モード系のメイク、顔や骨格、肌のつくり、化粧品販売方法、ヘアメイクの基礎などを習いました。もちろんすべてフランス語なので最初は専門用語が分からず苦戦しましたが、クラスメイトに助けてもらったり、メイクアップアーティストであるメイク講師が丁寧に個人的にも教えてくれたので、問題なく理解することができました。

 授業の後半からはスタージュ(インターンシップ)として、フォトスタジオ、TV局、イベント、ファッションショーなどのメイクの仕事をするようになりました。スタージュによっては有給のものもあったので、自分のメイクで報酬をいただいた時は感動しました。

 専門学校終了後は、学校からもスタージュなどの紹介はありますが、メイクの世界は自分で売り込み、コネクションをつくって仕事を取っていかなければなりません。なので、自分のウェブサイトを作り、カメラマンやモデルと作品づくりをしながら、仕事を少しずつ増やしていきました。主にはインターネットビデオやファッションショー、TV関係の仕事をしました。無給でも有給でも何でも引き受けて、少しずつ経験を積んでいきました。

 メイクの仕事も好きですが、何より、この仕事を通して、たくさんの人と知り合い交流ができたので、毎日が充実していて楽しかったです。また、フランス人だけではなく海外から来るカメラマンやモデルの人たちとも働くことができて、ネットワークが世界に広がり、ようやく本当に私がしたかったことが留学2年目にして実現することができました。

 

◆桐田 あずみ さん
留学先:オーストラリア ディーキン大学
留学期間:平成23年2月12日~3月13日

 1カ月という短い期間ではありましたが、毎日とても充実した非常に有意義な留学でした。留学を経験して英語力のなさを痛感したとともに、英語が上手でなくても、一生懸命話せばホストファミリーや友人、町の人々…みんな理解して笑顔で話してくれると実感しました。オーストラリアに行く前までは、英語で話すということにためらっていましたが、帰国してからは、下手くそでも積極的に話そう!!と思えるようになりました。また、現地の人たちとたくさん交流できました。この機会を生かして、今後、もっと多くの人と関わりたいと思うようになりました。1カ月は本当にあっという間でしたが、本当に良い経験をさせてもらったことに感謝したいと思います。

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 企画調整課 未来企画係
〒619-0285 京都府相楽郡精華町大字南稲八妻小字北尻70番地

電話番号:0774-95-1900
ファクス:0774-95-3971
​​​​​​​メールフォームによるお問い合わせ

更新日:2019年03月15日