京阪奈新線に関する調査報告書

国家プロジェクトであるけいはんな学研都市では、都市の中心地区への鉄道乗り入れが建設当初からの課題でした。

こうした中で、京阪奈新線は、平成16年の近畿地方交通審議会答申第8号において、「中長期的に望まれる鉄道ネットワークを構成する新たな路線」として位置付けられましたが、高の原ルート及び新祝園ルートの両論併記となっています。そうしたことから、学研都市の中心クラスターである精華・西木津地区内を通る新祝園ルートについて、精華町では独自に平成30年度に基礎調査を実施し、さらに令和2年度には、新祝園ルート延伸事業化調査を行いました。

また、令和5年度には、京阪奈新線新祝園ルート延伸が、学研都市、さらには関西全体に与える波及効果や経済効果などについて、京都大学(藤井聡教授)に調査・分析を行っていただきました。

精華町における学研都市建設の総仕上げとして、京阪奈新線の延伸が学研都市精華町の将来にわたる発展を確かなものとするとともに、住民の皆さんの生活利便性の向上などにもつながることから、今後も引き続き、早期実現に向けた取り組みを進めます。

なお、京阪奈新線新祝園ルート延伸にあたりましては、整備にかかる地元負担が大きな課題となります。この点については、調査対象としました、つくばエクスプレスの整備事例なども参考に、新たな補助金制度の創設なども含めて、国や京都府の積極的な支援が得られるよう、様々な提案を行う中で、課題解決に向けて取り組んでいきます。

京阪奈新線に関する基礎調査(平成30年度実施)

京阪奈新線新祝園ルート延伸事業化調査(令和2年度実施)

京阪奈新線新祝園ルート延伸整備効果等研究調査(令和5年度実施)

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更新日:2023年12月19日